ハワイは中古物件でも値段が下がらない?
2018-05-26
ハワイで不動産を買う場合、多くは中古物件です。
日本人の中には「やっぱり新築がいい!」という新築信者が一定数はいます。
しかし、ここハワイにおいて、中古物件はどういう扱いになっているのでしょうか?
ハワイはほとんどが中古物件
ハワイで一戸建てではなく、コンドミニアムを買う場合としてお話しします。
ハワイでは中古のコンドミニアムは中古だから安いという考えはあてはまりません。
日本では新築に比較して、中古は安いイメージがありますが、ハワイの場合はその考えがあまりありません。
もちろん、新築であればそれなりの価値もあります。
では実例を見ていただきたいと思います。
ほんとうに中古物件でも流通しているの?
実際の話として、ヨットハーバータワーというアラモアナショッピングセンター近くのコンドミニアムがあります。
こちらの物件、なんと1973年築、なんと築後45年
日本で築45年というとどういう評価でしょうか?
しかしこのヨットハーバータワーはすごく人気があり、取引もちゃんとされています。
その昔、石原裕次郎も住んでいたという日本人にはなじみもある物件です。
日本の築45年の物件は?
もし、これが日本で築45年の物件と言われたらどうでしょう。
多くの方が「築45年はないわー」って言います。
理由としては、住宅ローンがそもそも厳しくなります。
貸してもらえない!という訳ではなく、築年が経っているとその分ローンが長く付けれないこともあるのです。
ですので、当然古いと値段が下がります。
ハワイの古い物件はどうなのか?
ハワイでは中古=安いはあてはまりません。
これにはいくつか理由があります。
そもそも物件が限られている
ハワイは島です。
その島の中でもコンドミニアムが建てられる場所というのは限られています。
しかし、ハワイは世界で有数のリゾート地。
世界中の人が、その少ないハワイの物件を欲しがっています。
ようは需要と供給により、中古であっても価値を維持しているのです。
メンテナンスに手を入れている
日本のマンションの管理も素晴らしいところはありますが、ハワイだけとは言いませんが日本人以外の国の人は、自分が持っている物件を資産としてすごく大事にします。
よって、細かい規約(ハウスルール)の改正もどんどんおこなわれます。
もちろん、修繕なども。
ですから、コンドミニアムの運営そのものが時代時代に合わせて物件の価値を維持するようになっています。
まとめ
このように、ハワイでは中古=安いの日本理論とは違います。
よって、コンドミニアムを選ぶ場合も新築だけでなく、中古物件も検討の対象にすべきです。