ハワイの不動産はなぜ高い?
2018-06-16
ハワイの不動産は高い。
これは皆さんご存知のことと思います。
日本と比較しても、その価格は割高に見えます。
なぜ、ハワイの不動産は高いのでしょうか?
ハワイの不動産が高い理由
ハワイの不動産が高い理由はいくつかあります。
今回は3つの理由をお話しします。
1、世界有数のリゾートである
1つ目は、ハワイが世界有数のリゾート地であることです。
日本でも年間130万人程度の方がハワイにいきます。
1日に換算すると、平均3,561人もの方がハワイに行っている計算になります。
それぐらい多くの方が、ハワイにいくほど人気のリゾート地です。
また、日本だけでなく最近では中国、韓国の方も増えています。
もちろん、欧米からの方も多く世界の方がリゾート地として認められているハワイ。
よって、そこに住みたい!という需要は多いのです。
よって、その需要が高いゆえにその不動産は価格を高く維持できています。
ちなみに、その特殊な需要からあのリーマンショックの際もアメリカ本土と比較し、値段があまり下がりませんでした。
2、供給が限られている
最近になって、新築のコンドミニアムが増えてきていますが、少し前までは新築のものがほとんどありませんでした。
また、建築できる土地も限られていたために、需要に対して供給も少ないことから価格はあまり下がりません。
3、中古=値下がりではない
中古物件といえば、日本では古くなればなるほど単純に値段は下がります。
しかしハワイの場合、築年数が古いからといって、値段が下がることがイコールでないのです。
よって、新築だけでなく中古市場も活況であることから、値段が下がりにくいといえます。
ハワイの人は何度も買い替えする
ハワイの不動産があまり値下がりしないという証明とまではいいませんが、1つの根拠としてハワイの人たちは、家を4,5回買い替えるということがあります。
ようは、最初はホテルの1室のようなスタジオタイプを買い、市況のいいところで売ってワンベットルームの物件に、その後また市況を見て売って2ベッドルームに買い替える。
このように人生のなかで、買い替えを行いながら家をアップグレードさせていきます。
当然このようなことができるのは、ハワイの不動産が堅調であることが前提となります。
まとめ
このように、ハワイの不動産は堅調に推移しています。
しかし、その堅調さの中でもアップダウンは確実に存在します。
また、その波をしっかり見極めることで、買うべき時期を考え、売るときもその波を見ながら売ることで、物件をアップしていくこともできるのです。