徒歩「〇分」という表示ができないハワイの不動産
日本で家を買うときに、広告には「駅まで徒歩〇分!!」という表現をよく見ますね。
逆に家を探すときも「駅から徒歩10分以内で!」という条件で探すことになります。
この表現ですが、ハワイの不動産広告には見られない表現なのです。
なぜ、ハワイの不動産広告には、徒歩〇分表示がないのでしょうか?
日本とハワイの不動産広告の違い
まず、僕らは当然日本に住んでいますので、日本の不動産広告を目にします。
当然、その広告は日本の不動産広告の法律にのっとって作られています。
特にこの徒歩〇分はよく書いており、物件の売りともなります。
日本の場合の徒歩〇分の根拠
日本の徒歩表示については1分で80mという決まりがあります。
例えばマンションでエントランスを出て、駅の入り口まで400mであれば、400÷80=5で徒歩5分となります。
この徒歩1分80mですが、これが歩くスピードとして速いかどうかについては微妙。
一般的に人は歩くと1時間に4キロといわれています。
分速80mだと1時間で4.8キロ。
少し速足ですね。
ハワイで徒歩〇分表示がない理由
さて、本題ですがハワイで徒歩〇分という表示が不動産広告に無い理由です。
それは歩けない人もいるし、歩くスピードも人によって違うという考えから表示ができないとのこと。
よって、変わりに「アラモアナショッピングセンターまで3ブロック!!」という表現はOKだそうです。
ハワイの1ブロックって結構大きくて、日本人には距離感がつかめないところですけどね、、、、、
バス停までの表示もない
日本の場合、駅からの距離や時間の表現はありますが、そもそもハワイには電車がありません。
よって、駅がないのです。
しかしバスは走っています。
THE BUSとう市バスがありますが、これについてもバス停までの距離は記載されません。
ですので、そこは不動産エージェントに聞くか、自分でグーグルマップなどで調べるしかないですね。
まとめ
ハワイの不動産広告には、徒歩での距離表示はありません。
現在は便利なグーグルマップなどもあるので、物件の場所やルートに掛かる時間などもエージェントに聞くか、調べてみるかをしましょう。