プリクオリフィケーションレターの話
2018-07-26
いきなり舌を噛みそうな名前ですが、今回はプリクオリフィケーションレターについてです。
ハワイの不動産を買ううえでローンを使う場合は大事な大事な話になるので、覚えておいてくださいね。
プリクオリフィケーションレターとは
カタカナで書くとプリクオリフィケーションレターとなりますが、英語で書くとPre Qualification Letterとなります。
この書類がなにかというと、金融期間から発行される、仮のローン許可書とお考え下さい。
ローン可能な額も書かれています。
なぜ、このプリクオリフィケーションレターが必要なのでしょう。
ローンでハワイの不動産を買う場合に必須!
なぜ、プリクオリフィケーションレターが必要なのか?
それはハワイと日本の不動産売買の手順の違いです。
通常日本の場合、「いいなー」と思う物件があれば内覧にいき、見てよければ申し込みを入れてからローンの仮審査をします。
まとめると、、、
日本の不動産購入の流れ
1、「いいなー」と物件を特定
2、不動産屋さんに内覧を希望し、見に行く
3、現物がよければ、購入申し込みにて交渉
4、住宅ローンの事前審査
5、契約
6、住宅ローン本審査
7、審査通過
8、決済引渡
しかし、ハワイの場合こうなります。
ハワイの不動産購入の流れ
1、不動産屋さんに不動産を買いたいと相談
2、その中で、まずは資金計画を組む(ローンも含め)
3、ローンの事前審査
4、事前審査通過、プリクオリフィケーションレターゲッツ!
5、資金計画をもとに、物件探しをおこなう
6、「いいなー」と物件を特定
7、不動産屋さんに内覧を希望し、見に行く
8、現物がよければ、購入申し込みにて交渉
9、契約
等々、後の流れは日本と同じ
こんな感じです。
ハワイでは物件よりも資金計画が先
このように、流れを見ると
日本は物件を決めてから資金計画(ローン)を検討
ハワイは資金計画(ローン)をしてから、その計画にあった物件を探す
この違いが大きいのです。
なぜ先に資金計画?
最後にリンクも貼っておきますが、なぜ資金計画を先にするのか?
それは、ハワイの不動産を買う場合、資金の裏付けが大事だからです。
ご存知の通り、ハワイの不動産は動きも早い。
よって、1つの物件に多くの申し込みがはいることも。
そんな場合、同じ価格で買いたい!という人が3人いたとしましょう。
・現金で買います!
・ローンですが、仮審査終わってますからプリクオリフィケーションレターもだします。
・これからローン審査です。。。買う気はあります。
あなたが売主なら、3番目の人を待ちますか?
絶対待たないです。
ですので、いい物件があった時に
ローン使って買いますが、プリクオリフィケーションレターは取ってます!というのは、ある意味ローンでハワイの不動産を買うためには最低交渉条件なのです。
まとめ
現金でハワイの不動産を買う場合は不要ですが、ローンを使う場合は確実にプリクオリフィケーションレターが先に要ります。
不動産エージェントとまずは資金計画について相談し、そこからはじめていきましょう!