ハワイの不動産の値下げ交渉
ハワイで不動産を買う場合、その売出価格に対して日本のように値下げ交渉をすべきでしょうか?
ハワイの不動産の値下げ交渉は厳しい
結論からいうと、ハワイの不動産の値下げ交渉は厳しいと言えます。
もちろん全くできないということではありません。
ただ、値下げ交渉をしないほうがいいこともあるのです。
その理由を2つお話しします。
値下げの難しい理由1 需要の高さ
ハワイの不動産は人気があります。
もちろん多くの方がいい物件を探しています。
よって「これは!」という物件が出ると、いっきに問い合わせが増えます。
結果内覧が増え、購入の申し込みであるオファーが売主に複数入るということが多々あるのです。
よって、売主の立場で考えていただければわかると思いますが、たくさん申し込みがあれば一番いい条件の人に売りたいですよね。
ハワイのエージェントはそういうことも分かっているので、値下げなしでオファーを入れようという提案もします。
実際に動きも早いので、買いたいのであればそれも得策です。
なお、現在アメリカの一部などでは売主の出している価格より高い価格でオファーを入れることもあるようです。
値下げの難しい理由2 そもそも売り出し価格が適正
日本と比較し、ハワイの場合はすべての不動産取引結果がデータベースにまとめられています。
(日本は取引結果の登録は任意です。)
よって、豊富なデータを見れることから取引事例からかなり正確に売出価格を考えられます。
また、買い手としてもそうしたデータを見れるので、売出している価格が適正かも分かります。
よってそもそも売出しの価格の算出が適正であると言えるのです。
よって、日本のような値下げが入らないことになります。
まとめ
ハワイの不動産は非常に動きが早く、需要が高いです。
よって、1つの売り物件に同時に複数のオファーが入ることもよくあります。
また、取引事例のデータベース化が日本と比較してもぜんぜん濃く、多いのです。
ですので、そもそもの売出の価格を設定するときに、非常に正確な価格を設定しています。
よって、あまり値下にこだわると、そもそも買えないという本末転倒な結果になります。
どういうオファーを入れればいいのか?
このあたりも不動産エージェントとよく相談しましょう。
そういう意味では、やはり不動産エージェント選びって大事ですね。