大丈夫?ハワイの不動産を買って、使わないときは貸したい
ハワイの不動産を買いたい人からよく聞かれることがあります。
それはハワイの不動産を買って、自分が使わないときは貸したいという話です。
すごくよく聞かれる話でもあるので、今日はこれについて話をしたいと思います。
ハワイの不動産を貸す
ハワイの不動産を買って貸す。
これは合法に可能です。
日本でもマンションの1室を買って、貸して収益を得れるように、ハワイにおいてもコンドミニアムを購入し、貸して収益を得ることはできます。
しかし、貸し方については、日本とハワイで大きく違うところがあるのです。
それを分からずにハワイの不動産を買って、日本のように貸せると思ったら大間違いなのです。
ハワイにはハウスルールがある
何が日本と違うのか?
それはハウスルールの違いにあります。
ハウスルールとは
ハウスルールとは日本でいうところのマンションの「管理規約」や「使用細則」と言えます。
よって、マンションに住む方は当然その管理規約や使用細則を守らないといけません。
ハワイのコンドミニアムを買えば、当然そのコンドミニアムのハウスルールに従わないといけません。
例えば「ペット飼育の可不可」や、管理費はいくらぐらいとか決め事がたくさんあります。
その中でも大事なのは貸しに出せる期間です。
日本の場合は?
日本の場合、そもそも管理規約や使用細則に賃貸に出す期間などの決め事はありませんでした。
しかしここ近年では「民泊」の影響で「民泊禁止」などの短期賃貸を禁止するところも増えました。
ハワイの場合は?
ハワイの場合はもともとレント(貸し出す)期間に決まりがあるところがほとんどです。
その期間もまちまち。
・30日以上
・90日以上
・180日以上
・1年以上
こうして様々な期間がコンドミニアムによって違います。
自分が使わないときだけ貸すとは?
さて、話はもどってハワイの不動産を買って、自分が使わないときは貸したいというところに戻ります。
この目的を達成するには原則的に短期の貸し出しがOKなコンドミアムを買う必要があります。
それを確認せずに買うと、買ってから「1週間とかだけ貸すなんてルール違反だ」といわれてどうしようもなくなります。
ハワイのハウスルールは変わる!
また、ハワイのコンドミニアムはハウスルールが変わります。
これは当然のようですが、日本の場合管理規約の変更や、使用細則の変更にはすごく時間がかかります。
しかし、ハワイでは時代の流れに早く反応して動きます。
その中で、レント期間についても30日以上の貸し出しがOKだったのに、180日になるなんてことも。
180日となったら短期貸出なんて無理ですね、最低半年借りる人しか相手にならなくなります。
実際に、ちゃんとそういう説明を受けずに買ってしまってから、ハウスルールが変わり、貸して収益を得られなくなった方もいます。
では、買って貸して使いたい人は何を買えばいいのか?
となると、買って貸したいし、自分でも使いたい人はどんな物件を買えばいいのでしょうか?
もちろん、現在短期貸出可能なコンドを選ぶという方法もあります。
しかし、それもハウスルールが変わるかもしれません。
そうなると選択肢としては「ホテルコンドミニアム」しかないとなります。
ホテルコンドミニアムとは?
ホテルコンドとは、コンドテルとも呼ばれます。
簡単にイメージしていただくと、ホテルの1室を所有するイメージです。
正確にはコンドミニアムにホテルのオぺーレーションが入っているということです。
ですので、自分が使わないときは、ホテルとして運営会社が貸し出しから集金までしますので楽です。
もちろん直接貸すよりも収入は減りますが、買ってから貸せなくなるリスクを考えればコンドテルのほうが安全です。
有名なところでは、リッツカールトンや、アラモアナホテルなどがホテルコンドミニアムとして機能しています。
タイムシェアとは違う?
ホテルが舞台なので、タイムシェアと勘違いされますがタイムシェアと違いコンドテルは部屋の所有権を持ちます。
よって、資産価値としての差が大きくあります。
まとめ
このように、ハワイの不動産を買って使わないときは貸したいという人は、ハウスルールが変わることを知ったうえで、まずコンドテル、またはホテルコンドミニアムとうカテゴリーから物件を選ぶことをお勧めします。