ハワイと日本の住宅ローン
ハワイの不動産を買いたいと言う方からの質問の中で多いのが、ローンを使ってハワイの不動産を買うことができるのかと言うものです。
日本人でもハワイでローンを借りることができる
結論からいうと、日本人であってもハワイの不動産を買うときにローンを使うことができます。
ただし日本の住宅ローンを借りるイメージとは大きくかけ離れていると思ってください。
ハワイの住宅ローン
ハワイの住宅ローンの話をする前に、日本の住宅ローンについておさらいをしておきます。
現在日本において住宅ローンを組む場合、自身が住むためだけの住宅において住宅ローンを使うことができます。
また住宅ローンは期間が長く、さらに金利も非常に今は低くなっています。
もうひとつは、日本で住宅ローンを組む場合は頭金がなくとも全額物件が悪の住宅ローンを借りることも可能です。
しかしハワイにおいては、ぜんぜん住宅ローンの条件がし違います。
ハワイの住宅ローンと日本との違い
そもそも日本の銀行と、ハワイ(アメリカ)の銀行では勝手が違いますが。。。。
ハワイで住宅ローンを借りるときに、大きな違いは2つあります。
1,日本よりも金利が高い
日本の住宅ローンであれば、現在実際の住宅ローン金利として1%前後でローンを借りることができます。
これは非常に低金利と言えるでしょう。
現地の方が住宅ローンを借りるときでも金利は高いのですが、私たち外国人(アメリカから見れば日本人は外国人)として住宅ローンを借りる場合、5%または6%前後の金利を取られることになります。
ちなみにこの金利差が、毎月の支払いにどれぐらいの差が出るかを簡単に計算していました。
比較条件:5,000万円を借り入れて、25年で返済
日本:金利1% 毎月返済額 19万円
ハワイ:金利5% 毎月返済額 30万円毎月の支払額差 11万円
年間で132万円の差
この差は元本の差ではなく、単純に金利をそれだけ多く払っていることになるのです。
このように日本で住宅ローンを借りるよりも金利だけで、単純に毎月の差が大きくなると言うことになります。
頭金の差
日本で住宅ローンを借りる場合、頭金なしでもローンが組めることがあります。
しかしハワイで住宅ローンを借りる場合、日本と違い必ず頭金の準備が必要です。
当然各個人の信用によりその額は違います、が概ね少なくとも物件価格の30%から40%の頭金を求められます。
ですのでもしあなたがハワイの不動産を買おうと思った時に、日本と同じような感じで住宅ローンのことを考えていると大きく資金計画が変わってきます。
はっきり言ってしまえば、ある程度まとまったお金がないとハワイの不動産は買えないと言うことになります。
中には安い物件を買おうと言うことを考えている方もいますが、その場合においても物件の状況によっては住宅ローンが使えないことがあります。
ローンが使えない物件
様々なローンが付かない条件はありますが、わかりやすい所で言えばキッチンの有無を問われます。
ハワイの不動産で住宅ローンを借りる要件としてフルキッチンが付いている事が条件です。
例えば有名なところで言うとアラモアナショッピングセンターに隣接するアラモアナホテル。
こちらはコンドミニアムとして分譲されてますので、1部屋を買うことができます。
日本円に換算して約20,000,000円前後と言うことで、非常に買いやすい価格隊ではあります。
しかしその反面回安いところではありますが、この物件はフルキッチンがついていません。
よって購入するにも住宅ローンを使う事はできませんので現金で購入することになります。
まとめ
このようにハワイの不動産と日本の不動産では住宅ローンについて大きく差があります。
このことをよく知った上で、資金計画を立てないと想定していたこととは違う、または買うことができないと異なります。
そうしたことも含めてハワイの不動産の購入を検討するときはまず第一に資金計画が重要と言うことになります。
住宅ローンについては私とハワイの不動産エージェント根本さんとの合同で行ったセミナー動画をYouTubeに上げています。
こちらを貼っておきますのでぜひ見ていただければと思います。