ハワイの不動産、「買って使わないときは貸したい」はできる?
ハワイの不動産が欲しい。
でもいける期間は限られている。
だから、僕がハワイに行くときは使って、あとは貸したい。
こういう話をよく聞きます。
実際にこのようなことはできるのでしょうか?
ハワイは短期賃貸が厳しくなっている
昔と違い、今のハワイにおいては使わないときは貸すというのは厳しくなっています。
もちろん、その頻度が数年に1度であれば年単位で貸し出しが可能ですが、半年だけとか、年に2回使いたいという場合はこれが厳しくなります。
ハウスルールが決まっている
日本でもマンションには管理規約や使用細則というルールが存在します。
そしてハワイでも同じようにハウスルールなるものが存在します。
その中で日本の場合は現在は民泊はこのマンションは禁止!程度の規約がほとんどです。
しかし、ハワイのハウスルールには貸し出しの期間が決まっています。
貸し出し可能期間に注意
ハワイのコンドミニアムのハウスルールで決められている貸し出し可能期間ですが、一部ですが以下のような場合が多いです。
・90日以上
・180日以上
・1年以上
昔はこのような決め事がなかったので、リゾート賃貸として1週間貸し出したりもできましたが、今は上記のような期間が多くなりました。
また、180日以上が増えており、短期で貸し出せるコンドミニアムはほとんどないと言えます。
怖いのは、「貸せると思っていたのに」
いまだにあるのは貸せると思って買ったのに、ハウスルールで貸せなかったということです。
説明をちゃんと聞いてなかったのか、勝手に思い込んでいたのかは不明ですが、日本人の方で購入後に短期で貸せないことでびっくりされる方がいます。
また、ハウスルールの改正予定で短期で貸せなくなることが決まっていたのに、それを知らなかった。
なんてこともあるのです。
そんなはずではなかったと、別のハワイの不動産屋に駆け込む日本人がいるのです。
買って、使わないとき貸したいならホテルコンドミニアム一択
それでも貸したい場合は、最初からそうした短期賃貸、いやホテルとして貸し出している部屋を買うことができるホテルコンドミニアムがおすすめです。
ワイキキあたりで有名なのはリッツ・カールトンなどです。
またトランプタワーも実はホテルコンドです。
あと、有名どころでいえばアラモアナホテルも1部屋で買って普段はホテルに運営を任せることもできます。
このように、もしあなたがハワイで不動産を買う場合に、使わないときは貸したいのであればホテルコンドミニアムを選びましょう。
それ以外であれば、もしかすると短期で貸し出しできない可能性もあるので気をつけましょう。