マンションを売るときの仲介手数料は値切るな!!
最近皆さんよく勉強をされてかた不動産の売却や購入に望みます。
そのときに仲介手数料の話があります。
400万円を超える物件であれば、売買価格×3.24%+64,800円。
これが仲介手数料の『上限』です。
この『上限』ということもあり、「仲介手数料を交渉しましょう」なんてノウハウを提供している方もいます。
また最初から「うちは半額」なんてところも、、、、、
賃貸は別として売買において仲介手数料っていうのは大きなお金だとおもいます。
しかし、断じて僕は言います!!
仲介手数料は値引きするな!!
むしろ高く払ってもいいぐらい。
そう考えております。
仲介手数料を値切ってはいけない理由
「なんちゅうことを言うヤツ。。。」と言われるかもしれませんが、本音です。
それにはこんな意味合いがあります。
皆さんのマンション売却において、先ほども書きましたが仲介手数料って大きなウェイトを占める費用です。
ですので、大きな出費であり、ここを値引きできることは大きい。
しかし、この仲介手数料、、、、、。
不動産屋さんにとっての大事な大事な収入です。
そして、皆さんのマンションをうまく売れるかどうか?
これに大きなポイントでもあるのが、この不動産屋さんです。
1%引きは33.3%引き
たまにある話で
「3%は高いから2%にしてくれませんか?」
なんて交渉があります。
まあ、僕は断るし、それなら他へどうぞって言います。
なぜなら多くの一般ユーザーは「3%」という言葉だけで「2%」にしても大きな値引きと思っていないからです。
そもそも不動産屋さんとすれば3%が2%になるということは、売り上げが33%減ることとなります。
しかし3%という数字を知っているユーザーにしては3が2になるだけと思うかもしれませんね。
よく考えてみてください。
1,000万円の物件を売ると、仲介手数料が388,800円(税込)です。
これが2%になると282,960円です
もし、これを車を買うときの値引きと同じように計算すると
約388万円の車を290万円に値引きしてくれ。
そう言ってるのと同じです。
1,500円の高級ランチを食べにいき、1,000円に値下げして!って頼むようなものです。
はい、じゃあ逆の立場であなたが車屋だったり、そのレストランのオーナーだとどう思うでしょうか?
「は?何言ってんの?そんなに下げれるわけ無いよね」
これが本音だと思います。
不動産屋さんも人間
じゃあ、そんなお客様に一生懸命やろうとおもいますか?
不動産屋さんも人間です。
自身の仕事に対する報酬をちゃんと払う人を優先します。
この当たり前なことが分からず「知ってるよ3%て上限でしょ、2%にならない?」なんていうと不動産屋さんは顔ではニコニコしていますが。。。。
もう一つ大事なことは、この3%を2%にする努力よりも不動産屋さんに気持ちよく動いてもらうことの方が金銭的価値にも影響するということです。
計算実例
最後の値引き交渉で3,000万円くらいの物件で交渉が入ったとしましょう。
その不動産屋さんが売主さんのために頑張って2,950万円で決着した。
方や仲介手数料の値引き(2%で)を言われていた不動産屋さん。
買手の希望を通し2,900万円で決着。
この差50万円。
仲介手数料の差はたった30万円。
結局正規に支払い、しっかりと頑張ってくれる不動産屋さんを味方につけた方が20万円得したわけです。
このように、何でもかんでも知識があることで、その情報を鵜呑みにしてはいけません。
僕ら不動産屋さんも人間です。
気持ちよく話ができる売主さんを優先して当然です。
人間だもの(笑
システム、ノウハウ。
確かに大事ですが、まずこうした「人対人」であることを根底に、マンションを賢く売っていきましょう!