マンションを売るときの売買契約書は難しいのか?
マンションを売るときに、当然売買契約がおこなわれます。
多くの人がマンションを売ることは一生に1度か2度です。
そんな方にとって、契約書とはなんだか重たいものと感じるでしょう。
実際に難しいものなのでしょうか?
共通に使われる安心の契約書
仲介業者によって契約書が違う。
昔はそんなこともありました。
しかし時代は流れ次に価格や物件の所在などの「虫食い」のところだけ埋めて売買契約書を完成させる方式に変わりました。
そして今は、多くの不動産会社が不動産系の協会のフォーマットの契約書をダウンロードして使うようになりました。
だいたい3つの協会です。
大手などがよく使うのがFRK 一般社団法人 不動産流通経営協会のフォーマットですね。
なぜこれらの契約書が安心なのでしょうか?
トラブル回避を突き詰めている
一棟のビルの売買や土地の売買などでは、様々な細かい取り決めがあります。
よって、契約書の内容も複雑になります。
しかし、住宅の場合は「トラブるポイント」って結構限られます。
ですからそのトラブルになるところを精査して、修正を重ねていったのが今流通している不動産売買契約書となります。
よって、その契約書を使うことで基本揉めることが少ないです。
ポイントは特約
しかしこの共通のフォーマットから外れていることを書くところがあります。
それが「特約条項」です。
共通の契約書に入っていないことを補完するために、契約書の最後のほうに特約条項があります。
よってこの部分はしっかりと読む必要があります。
安心してほしいのは、契約書って難しイメージありますが、基礎的な国語で全然理解できます。
難しい言葉は「瑕疵担保」とかでしょうね。
他はそんな難しことないし、分からなければ不動産屋さんに「これどういう意味ですか?」って聞けばいいのです。
まとめ
一般的なマンションの売却に使われる売買契約書は、多くの不動産屋さんがブラッシュアップが進んだ共通の契約書を使っています。
よって消費者にとっては、安心度が高まっています。
あとは個別の部分を補完する特約をよく読みこみましょう!