「相場よりあなたのマンション高く売ります!」ってどうなの?
相場より高く売る!に注意!
最近インターネットの広告で「家を相場より高く売った!!」なんて煽り文句のものがあります。
それも多少ではなく、まあまあの高額で、、、、
実際のところ「相場より高く売る」ことって可能なのでしょうか?
そもそも売れた金額が相場
そもそも相場となんでしょう。
調べてみると「商品が取引される、その時その時の値段。市価。時価。比喩的に、ねうち。 」と書かれています。
ポイントは「取引される、その時その時の値段」です。
不動産において「相場より高く売る」というのは矛盾があるのです。
なぜなら、相場とう言葉からすれば『その時売れた値段が相場』となるからです。
じゃあ相場より高く売るって?
そうなると、相場より高く売るって正しくはどうなのか?
僕なりにいうと、「過去の事例よりいい値段で売りましょう」となります。
過去同じマンションで売れている価格を見て、それよりも好条件で売れるためには?とアドバイスをしています。
また、少しでもいい値段で売るために『どう見せればいいのか?』ってことも考えています。
ですから「相場より高い!!」という表現はしません。
逆に『あらたないい相場を作る』と考えています。
正直に値段をいう大事さ
その中で僕が大事にしてることは「正直に値段をいう大事さ」です。
売却の依頼を受けるときに一番簡単なのは
『うわ!いい家ですね!これなら相場では3,000万円ですが、3,500万円はいけますよ!!』
と大げさに値を釣り上げることです。
そして依頼を受けてから『売れると思ったのですが厳しくて、、、、値段下げましょう』とします。
まあ、一切そんなことしたことないですけどね。
こうなると売主さんとしてはどう感じるでしょう。
もしあなたがその立場だったら?
『え!そんなに高く売れるの?』→値下げ話→『最初の話と勢いはなんだったの?』
すごく気分がよくないです。
そういう意味では僕は最初に正直に値段をいうことで「そもそも叶いようのない希望的価格を感じさせない」ようにしています。
逆におこなうことは、売主さんの大事なマンションをどうすれば高く売れるかを考え、提案することです。
まとめ
マンションを売る場合に、結果として過去の事例よりもいい条件で売れるのがベスト。
では、それをどうやっていけばいいのか?は僕のノウハウになります。
そういう意味では結果として相場をあげることはあっても、相場より高く売るっていうことはないのです(笑
ですので、こうした広告には惑わされることなく、不動産屋さん選びをして欲しいですね。