同じマンションでも売り方は違う!

マンション売却アドバイザー田中徹也

同じマンションでも売り方は違う!

マンションを売ろうか貸すか悩んでいます。
どのくらいの金額で売れるでしょうか?
売って賃貸に引っ越しますが、その判断はどうでしょうか?

マンションを売るという1つのことでも、様々なお悩みが皆さんあります。

しかしまず大事なことが、すべてにおいて「お金の問題」を明確化する。
これが必須です。

自身の状況をしっかりと把握する

同じマンションを売る場合でも、このお金の問題により「売り方」は様々です。
例えば、ちょっと郊外で今後人口増加の見込めない地域において、同じマンションを売りたい人が2人いたとします。
その場合でも次のような考え方となります。

条件 同じマンション、同じ階、同じ間取り、同じ向きの部屋
   売れる金額1,800万円

Aさん:ローン残債2,100万円
   売却時に残債不足分300万円は持ち出し可能
   転勤により売却

Bさん:ローン残債1,800万円
   仕事をリストラされて賃貸へ引っ越しを希望

この場合、Aさんのパターンであれば将来収入が変わらないという前提での転勤であれば、さっさと売りましょうとなります。
Bさんの場合はローンの残債を売って返せるのであれば、同じように売って賃貸に行けばいいと思いがちです。

しかしBさんの場合、気をつけるべきことがあります。
それはリストラされている現状です。

ここで毎月のローンの返済の不安があるかとおもいますが、じゃあ売ってどこにいくの?
賃料払っていけますか?ということになります。
引っ越しの結果、賃料<ローンであれば幸せですが、多くの場合同じ規模のマンションであれば賃料がローンを上回る可能性が高いです。
で、あれば引っ越しをするほうがリスクがある、ということになります。

そして、このBさんも条件次第では結果が変わります。
それは「実家で親と同居できる」という条件がでてくれば、じゃあ売って身軽になりましょう。
と、いう答えになるのです。

このように、単純に売るといっても個人個人の状況で売り方が大きく変わります。
そして、その判断をしていくのが「お金の問題」なのです。

ですので、もし売ることを考えるのであれば、このお金の問題を総合的に見てから動かない、結果失敗することになるのです。

もし自身のお金の問題を明確化したいのであればご相談くださいね。



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