第123回 不動産の契約時に必要なモノ・お金

マンション売却アドバイザー田中徹也

第123回 不動産の契約時に必要なモノ・お金

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日からですね、いよいよ契約についてのお話をしていくわけですけども、まず最初に契約の時に必要な物、そしてですねお金。 これについて今日はお話をしていきたいと思います。 まず、契約の時に必要な物なんですけども、まずは印鑑。 これ必要なってきますよね。 印鑑なんですけども、必ずしも実印である必要はありません。 所謂、三文判でも結構です。 シャチハタでもいんですけども、さすがに契約の時にちょっとシャチハタの判子を押すというのはですね、ちょっと相手方である買主さん、買主さんだったら、売主さんに対してもですね、「おい、シャチハタかよ。」って思われてしまいますので、せめてですね、こうちゃんと朱肉を付けて押すような判子を持って頂ければですね、それで充分です。 わざわざ実印を用意する必要はありません。 あとですね、最近では契約の時に身分証明書のコピー、若しくは身分証明書を持って来て下さいって事があります。 これはですね、契約をする本人が本当に当事者かどうかという事を確認する上で必要なものなので、免許書かですね保険証。 これらを一応持っていって、言われたら出すというような形でして頂ければなあと思います。 あとですね、この時は本来は必要ないのですが、一応持っていった方が契約の決済の時に便利なものとしまして、権利書なんですよ。 権利書を持って行って、コピーをとってもらって、もう司法書士さんに送っておいてもらうと決済の時の準備もスムーズにいきますので、一応ですねメインで持って行くのは、判子とそして身分証明書。 そして持って行けたら権利書。 こういう事で考えて頂ければ結構かと思います。 あとはですね、お金。 お金に関しては2つだけ必要になります。 1つが契約書に貼る印紙のお金。 2つめが仲介手数料の半金ですね。 このですね、印紙のお金なんですけども、今だいたい法律を見てみますと、1千万円から5千万円の契約であれば契約書に貼る印紙代は15000円となっています。 大抵ですね、この印紙なんですけども忘れたら困りますから、不動産屋さんが先にこの印紙を買っておいてですね、実際契約の時は15000円の現金を皆様持って行って不動産屋さんとその印紙の領収と交換してですね、契約書に印紙を貼るという流れになりますので、現金の15000円、もしかしたら1千万円以下の売買は5千万円以上の売買なればですね、別のまた金額になってきますけども、その間の1千万から5千万の売買代金であればですね、現金15000円と、あとは仲介手数料を持って行くという形になります。 そして、この仲介手数料なんですけども、これに関しましてはですね、いろいろとちょっと細かいお話もありますので、明日お話する仲介手数料という話の中でですね金額の事もお話していきたいと思います。 契約の時に持って行くものとしましては、印鑑そして身分証明書。 できれば権利書。 そして、印紙代と仲介手数料が必要だよという事をお話させて頂きました。


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