マンションを売る前に壊れたエアコンは修理するのか?
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今日もですね頂きました御質問にお答えしたいと思います。
今日頂きましたのは匿名希望さんから頂きました。
「エアコンに不具合がありますが、家を売る前には修理した方がいいのでしょうか?」
という質問にお答えしたいと思います。
エアコンに限らず例えばですね、そうですね例えばトイレのウォシュレットであるとかですね、そういった設備の中でちょっと不具合のあるものっていうのがある場合がありますよね。
住んで10年もすればですね、いろんな所に痛みがくる訳ですが、これをですね売る時に必ず全部直さなくてはいけないという事はありません。
何故かと言うとですね、買主さんとしても中古物件という事で見に来る訳ですね。
いざ契約までの間にちゃんと「どこどこに不具合がありますけどいいですか?」という事を説明さえしとけば問題ない訳ですよ。
買主さんが「分かりました。後はこっちで直しておきます。」と言えばいいですし、そこの部分の交渉を最後値段で交渉するのか。
これはですね、もう話し合いになるんですよ。
ただ1番問題になるのは、壊れている使えないかもしれない。
壊れているかもしれないという事を言わずに取引をしてしまって、買った後に買主さんが使い出して始めて分かったとき、この時はやっぱりトラブルになりますよね。
そういった意味では必ずですね、家を売る時には自分の家にある設備がまず動くかどうか。
ちゃんと機能するかどうかを調べる必要がある。
そしてですね、調べてみてもし不具合があれば不具合がある事を不動産屋さんにちゃんと伝えておく事が大事です。
あとは契約の時にですね最近では設備の現状報告書というのがあります。
例えばですね、ガスレンジがあるけれどもちょっと火の付きが悪いだとかですね。
先程言ったようなエアコンがある。
エアコンがリビングと寝室と部屋に3台ある。
但し、寝室のエアコンがちょっと状況が悪い、不具合があって動く時と動かない時があるという事があればですね、その時にちゃんとその書類に記載して契約の時にお互いにそれを確認してハンコをつきます。
ですから、必ずしも設備的な所は100%直さないと売れないって事はないです。
まあ逆に買主さんにしてもですね、「いやー、新しいエアコンつけようと思ってたから撤去だけお願いします。」という事をお願いされる事もありますし、もうここは本当に話し合いになりますよね。
ただこの話し合いをする時に何度も言うようですが、あとから買主さんが気がづくと問題になるので、ちゃんと最初の段階で今の建物の中の設備がどうなっているか。
これはちゃんとある程度ちゃんと把握しておいて、不動産屋さんに伝えておいて不動産屋さんから買主さんが見に来た時にはですね、前もってこれはお話する。
それでですね最終的には契約の時に現状報告書でお互いに確認して、どうしてもその後出てきた不具合に関してはお互いに話し合いをするという形になりますので、まず売る側としては100%直さなくてはいけないという事はないという事を知って頂きたいと思います。