第171回 売るか貸すか その1

マンション売却アドバイザー田中徹也

第171回 売るか貸すか その1

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね、ご自分が住んだマンションを売るという判断の他に貸すという判断もあると思うんですね。 よく皆様がお悩みになる売るか、貸すか。 これについてですね、今日と明日、2回に分けましてお話をしていきたいと思います。 10年ぐらい前になりますかね、アメリカで発売されました「金持ち父さん貧乏父さん」、あの本が日本でも流行りまして、まあそれからというのはですね日本でも不動産投資をしようというようなですね、一般の方が不動産投資を始めるというようなブームが現在も続いてる訳ですね。 で、特にここ数年ですね、やはり不動所得が得たいという事でですね、特に人気のあるのがやっぱり不動産という事なんです。 非常に魅力的なですね、こう家賃収入が得られるという事で、家を売ろうと思った時に「いや、これは貸して家賃を得ればいんじゃないか」という風に考える方も非常に多いです。 不動産を貸すというのはですね、非常にメリットがあります。 反面デメリットもあります。 では、この売るか貸すかの判断についてはどう考えればいいのかについては、この貸すことのメリット・デメリットを見極めて、その中の判断から「じゃあ売ろうか。メリットないから売ろうか。メリットあるから貸そうか。」という判断にしていけばいいという事になります。 まず単純にですね、今日は貸した場合のメリットと貸すことによるデメリット、これについて話をしたいと思います。 まず貸すメリットなんですけども、単月の収支が黒字化しやすいという事があります。 住宅ローンで買ったマンションの場合は、住宅ローンの特性という事で、長く安い金利でお金を借りてますので、実際に家を貸した場合に単月でも黒字化する事が非常に可能性が高い訳ですね。 特に分譲貸しというのは人気もありますので、所謂普通の賃貸マンションより高く貸せる。 毎月の支払は住宅ローンがあまり高くないという事で、差引きで考えれば単月で黒字化しやすいという事になります。 またですね、不動産所得となりますので、いろんな経費算入できる費用が発生する事になります。 例えばですね、住宅ローンの金利部分・固定資産税・管理費や修繕積立金・減価償却・改装費用、又はですね、その入居者を入れる為に動いた活動費、これは全て経費として算入できます。 こういうメリットがありますよね。 逆にデメリットというのはいくつかありまして、まずは空室リスク。 空いた段階で1か0かなんですよ、分譲貸しというのは。 自分の部屋が1つしかない場合は、空室率100%、入居率100%どちらかになります。 依ってですね、空室のリスクが非常に大きいって事があります。 またですね、改装費用が非常にかかる。 住宅ですから、かなりのお金がいろんな改装費がかかると思って下さい。 で、あとですね2つ程、大事な事があるんですけども、これは次回に引き続きお話をしてですね。 それから、この売るか貸すかの判断についての回答をしていきたいと思います。


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