第185 回 不動産屋さんに電話する前にしておくこと

マンション売却アドバイザー田中徹也

第185 回 不動産屋さんに電話する前にしておくこと

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね、不動産屋さんにいよいよ売却を依頼する為に電話する。 その電話をする前にしておいて欲しい事を2つお話したいと思います。 まず1つがですね、銀行に住宅ローンの残債務額を確認しておくこと。 住宅ローンがですね、いくら残っているか。 明確にですね自分の残債が分かってる方はいんですけども、大抵の方はですね何千、何百万円ぐらいとなってますので、簡単な事ですから一度銀行に電話して頂いて今の残債務を直近の月末で結構ですので確認しておく。これをしといて頂きたいと思います。 これはですね、この残債務を確認しておかないと売りに出す価格というのがですね、なかなか決まらないんですよ。売って残債務がちゃんと返済できるかどうか。 これは大きなポイントになりますので、必ずですね不動産に電話する前にこの残債務、住宅ローンがいくら残っているのか。これをまず確認しといて頂きたいと思います。 そして、もう1つがですね、ちょっと「えっ」って思うかもしれませんけども、家族と話をしておく 事です。家族と話をしていくという事ですね。 マンションを売るという事で例えば、ご夫婦で決めてですね売りに出した。 しかしですね、その時にご両親に売る事を話してなかったなんていう方がいるんですね。 実際にですね、これは私の所に相談があった話なんですけども、ご両親に相談することなく若い夫婦が買った家を、買ったマンションだったんですけどもマンションを売りに出していた。 実際、売りに出してですね売れたんですよ。で、契約が終わって引き渡しまで、あと1ヶ月その時にちょうどですね花火大会があったそうです。 そのマンションからその花火大会が見えるという事でご両親が遊びに来たと。 で、その遊びに来た席でですね、「いやー実はこのマンションを売ってね」って話をしたんですね、 ご両親に。 そしたら怒ったのはご両親、「何故そんなに簡単に不動産を売買するのだ!」と。 これはですねゼネレーションギャップがあるとは思うんですけども、やはりですね若い世代に対して結構高齢の世代はですね、世代というか高齢の方々はやっぱり不動産というのはそんな簡単に売買するものではないという考えがあります。 これがですね正しいか間違ってるかというのは別問題として、やはり世代間ギャップこういった物がある訳ですね。じゃあ、若い夫婦が売ろうとしてですね契約も終わってる。 しかし、ご両親が「勝手に売る事は許さんと」って事になればですね、ここは大きくもめる訳ですよ。で、実際にこの相談があった方はどうなったかというと、ご両親の反対にあって結局引き渡しする事ができず違約金を払って契約を解除したっていう事になりました。 特にですね、このご夫婦の場合は実はそのマンションを買う時にご両親の援助を受けてた訳ですね。援助をしたご両親からしたらですね、援助をした家を買ったのになんですぐ売るんだって事で怒ってる訳ですね。 家を売る時はですね、必ずご家族にはしっかりとお話をしておいてみんなで売ろうという意志を 統一しておく。 これが大切かと思います。 今日はですね、家を売る前にしておくこと2つお話させて頂きました。


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