第211回 内覧に来るけど売れない場合

マンション売却アドバイザー田中徹也

第211回 内覧に来るけど売れない場合

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね、マンションを売りに出しているけど売れない。特にですね、内覧は来るんですけど売れないという場合についてお話をしたいと思います。 内覧が来る。だけど、なかなか売れないんだという事の場合はですね、まず価格であったりとか図面と値段と場所を見た時に「じゃあこれだったら見に行こうか」というですね買主側の検討のこう材料の中では一時的なそういったですねハードルを越えてきたいという事ですので、まず値段とかですね、そういった事があまりこう市場が求めてる分と外れがないという事が1つは分かるんですね。 但し、実際見にきた方が買ってくれない。これはですね、断られた場合の理由をですね、しっかり不動産屋さんに示唆する必要があります。特にですね、間取りと実際に見た感じではちょっとイメージが違った。 これ良い意味で違った場合はいいんですけども、やはり断られる場合はですね図面よりもちょっと狭く感じたとかですね。あとは、内装が綺麗だったらなあとかいう話もあると思います。 中にはですねリフォームをされて、その家に長く住んで売却する時に、そのリフォームをですね非常にこだわられてやられた。こだわられてリフォームするという事は、逆に個性的になってる可能性があって、その個性的すぎるが故になかなか売れないって事もこれまたあるんですね。 ですから、まずは何故今回見にきた方が断ったのか。これを事細かにちゃんとデータでとっておく事が必要です。そして、仮に5人見に来て5人が「いやあ、見た目以上に図面で見た以上狭く感じた。 依って、値段が高く感じるって事であればですね、やはり値段を調整しなければいけませんし、例えば居間が暗く感じたという事であればですね居間のクロスだけでも白い物に張り替えてあげると明るさが増しますので、まずそういった事をしてから様子をみて値段を下げる。またですね、どうしても動かせないハードウェアな部分。 例えば、バルコニーが狭いとかゆう場合はですね、やはりもうその狭いバルコニーでも関係なく生活する人を待つかというような選択になってくる訳ですね。要するに、売れない理由を見極める事は、それがどういった方が買ってくれるかを見極める事になりますので必ず売れなかった断られた場合は、しっかり不動産屋さんに聞いてほしいと思います。 よくですね、不動産屋さんから「いやー、今のお客さんはまだ探し始めたばっかりなんで」って事を言われる方もいるんですけども、それは言い訳ですので何故その人が「探し始めた家なんで」という事で断ったのか。即ち、何故この家を探し出してる中で買おうと思わなかったのか。 そこの部分はですね突っ込んで聞いた方がいいと思います。今日はですね「家を売りに出したけども内覧があるけども家が売れない」こういった時のですね状況、そして対策について話をさせて頂きました。 この原因をですね、しっかり見極めて不動産屋さんと相談をしてですね賢くどのように売っていくかをもう一度考え直す。これが大事なことかと思います。


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