第266回 売主として広告をうつという考え方

マンション売却アドバイザー田中徹也

第266回 売主として広告をうつという考え方

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね「売主さんとして広告費を出すという話」これをしたいと思います。ちょっと今日の話はですね不動産売買、マンション売却の原則からはちょっと外れた話です。 何故かと言うと、皆様がマンションを売ろうと思って不動産屋さんに売却を依頼しますよね。そしたら不動産屋さんは広告活動をします。 この広告活動にかかるお金というのは原則、不動産屋さんが負担します。 依って、皆様がお金を払って広告をうつ訳じゃない訳ですね。 ですから、ほんとであれば皆様がお金を払う必要のない物なんですけども、これについてお金を出してみませんか?という話です、今日は。 何故かと言うと、例えば皆様が売却に出している3000万円のマンション。 なかなか売れないからという事で2800万円に下げる。 これはですね、言葉の中で簡単にできることです。 しかし、1つのチャレンジとして「いや、やっぱり200万円急に下げんのは心許ない」と「だったら、2900万円だったらもう1回頑張ってみましょう」と「ただし、2900万で売れるように売主として私も広告費少しはお手伝いしますよ」ということを不動産屋さんにお伝えする訳ですね。そして、不動産屋さんと一緒に2900万円になったという事で広告をうつという方法があります。 何故かと言うと、不動産屋さんというのは売却の依頼を受けた物件をどんどんどんどん広告うちたいのは本音なんですよ。だけど、本音とはいえ皆様の売却から依頼を受けて使えるお金というのは基本的には手数料だけです。手数料の中から費用を捻出していきます。 勿論、チラシをまいてそれで買主さんが直接見つかれば両方の手数料もらえますから不動産屋さんとしては潤う訳ですけども、なかなか最近こう売れない場合は不動産屋さんも広告をバンバンバンバンうちにくい訳ですね。 じゃあ、どうするかと言うと「売主として広告費用を少し手伝うのでもっと広告頑張ってまいて下さい」という事をお願いする訳です。 これにかかる費用というのは決して高くになりません。不動産のマンションの売却の物件価格を下げる時というのは、何十万、何百万すぐ下げますよね。 それと比べたら数十万円とか、それこそ十数万円で広告うてますので、値段を下げるのであれば不動産屋さんの言う通りの満額出す。ごっそり下げるのではなくて、もうちょっと頑張った値段で、但し広告は手伝うよというような形でたくさんの方々に皆様のマンションを認知してもらう方法、これを考える事はできると思います。 基本的にですね、広告の費用というのはいろいろあるんですけども、ポスティングの場合はですね大体2円~3円ぐらいの間ですね。 そしてですね、新聞折り込みであれば2.8円です。 一応、あとはですね紙に対する印刷費もかかりますけども、仮にですね1枚チラシ作るのに5円かかったとしても1000件まいても5000円ですよね。 そう思えば決して高いお金じゃないので、ご近所だけでもいいのでまいて欲しいという事を不動産屋さんにお願いして、その広告費はですね売主として負担しますよという事で少しでもたくさんの方に物件を目にしてもらう。 そういう機会を作ってもらうのも1つのチャレンジとしてですね、良い事だと思いますので是非考えて頂きたいと思います。 今日はですね「売主として広告活動を行う」これについてお話をさせて頂きました。


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