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今日お話することはですね、『買主さんマンションを売りに出して、そのマンションに買主さんが内覧に来る。その時に売主としてどういう準備をしておくべきか。』
これについて話をしておきたいと思います。
まずですね、買主は自分の夢であるマイホームを見に行きます。
その見に行く先が皆さんが売りに出している、そのマンションそのものなんですね。
さすがにその時はですね、この夢のお家を見に行くということでワクワクした気分で見に行きます。
しかし、ドアを開けて中に入った所がひっちゃかめっちゃかに汚れている。
玄関には靴がぐちゃぐちゃ、リビングに行くと荷物が散らかっている。
そして、バルコニーに出たら洗濯物がぶわぁーっと干してあって、お風呂とかトイレに行くとですね水まわりが汚れている。
これであると見に来た方がですね、その気持ちがガクッと落ち込んで、その家が欲しいという気持ちがどうしても萎えてしまいます。
そうならない為にも売主さんとして住みながら売る場合、まず大事なことは原則として、いつ見に来られてもいいように家をピカピカにしといて欲しいということなんですね。
夢を持って買主さん、見に来ます。その時にその夢に値するような家にして欲しい。
ですから、マンションは常に売りに出してる時はピカピカにして欲しいというのが大原則です。
しかしですね、これが実際のところ、例えば私もそうですけども子供が二人います。
そうなるとですね、もう家の中はひっちゃかめっちゃか、散らかってる訳ですよ。
その中で、いつ見に来るか分からない内覧者の為にいつも家をピカピカ、全てをピカピカにしておくっていうのは極めて難しいです。
ですから、その為に今日はポイントを4つだけお話したいと思います。
掃除をするポイントです。
内覧者が来て、「あっ、これはいいお家だな」と見てもらう為に掃除をするポイントが4つあります。
まず1つめ、『玄関』です。
玄関は内覧者が見に来て、まず最初に入るところ。
その入口の印象は極めて大事です。
ですから、まずはお家に入った瞬間のその玄関を綺麗にしておくこと。
これがまず第一条件。
次に見るところが『リビング』です。
マンションで生活する人の大体80%、90%という生活時間の中での長さ、ほとんどの時間をリビングで過ごします。
依って、リビングの快適性っていうのは非常に買主さんにとっては重要です。
ですから、このリビングは綺麗に掃除しておく。
そして3つめ、実はこれ『バルコニー』なんですね。
最近のマンションはリビング続きでバルコニーという所が多いですので、リビングの延長線上でバルコニーを見ます。
ですから、内覧者の方が来る時は出来ればですね、洗濯物とかはちょっと寄せとくなり、あまり目立たないようにしといて綺麗なバルコニーにしておく。
するとですね、リビング→バルコニーの流れで綺麗だなというイメージが付きますので、これをしっかりと掃除しといて欲しい。
そして最後は、水まわりです。台所・お風呂・トイレ。
特にですねポイントは排水溝まわり。
この排水溝まわりに髪の毛が溜まっているとか、汚れている物を置いてると非常にイメージ悪いです。
ですから、水まわりはまず排水溝まわりを綺麗にするという事を心がけて頂きたいと思います。
ですので、内覧者が急に来た時でも大丈夫なように対応する方法としましては、まずは玄関・リビング・バルコニー・水まわり、この4つをですね、しっかり片づけておく。
これを心がけて頂きたいと思います。
今日はですね、『急に内覧者が来た時の対応として、売主として何をしておくべきか、何処を綺麗にしておくべきか』についてお話をさせて頂きました。