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今日はですね「一般媒介契約、専任媒介契約どちらがいいのか?」これについてお話をしていきたいと思います。
所謂ですね一般的な不動産売買の情報サイトなど見ますとですね、家を売る時は一般媒介契約でたくさんの不動産屋さんにお願いした方がいいですよという話が載ってる事が多いですね。
しかし、私はこれに対して疑問を持っております。
というのはですね、これは前回も前々回もお話したんですけども、今、不動産業界にはレインズというですねインターネット上のデータベースがありまして、ほとんどの不動産屋さんがそこに加入しています。
ですので、もし大きな不動産屋さんに売却を依頼しても、小さな不動産屋さんに依頼しても、そのレインズに登録している会社であればですね、その情報サイトに物件を登録する事で不動産業界、特に近畿圏等では90%ぐらいですね。
他の所もそうですよ。
ほとんどの不動産屋さんがそのレインズを使ってますので、1社にお願いすればたくさんの不動産屋さんに情報が一瞬にして広まるという情報のネットワークがもう既にできています。
そしたらですね、何故、一般と専任というような事があるのかと言うと、昔はですねこのデータベースがなかった訳ですよ。
1社に売却を依頼すると、その1社があなたの家の資料を持ってですね車に乗って不動産屋さんをぐるぐる周ってですね。
「今、うちでこんな物件売りに出してますから、お客さん預けて下さい」って事を手渡しでいってたんですね。
すると、どうしてもですね情報の広がる範囲に限界があるという事からですね1社ではなく数社にお願して、情報がたくさん広がるようにしていたというのがですね、一般媒介契約と専任媒介契約が分かれてできた1つの流れなんですね。
しかしですね今、時代は代わりまして先程お話したようにレインズというような物件情報登録のデータベースがありますので、1社にお願いしたらですねちゃんと情報が広がりますので、まずこの点心配はまずないと思います。
そしてですね、あとは不動産屋さんの本音としましては、一般媒介契約で売却を依頼されましてもですね、チラシをうったり広告活動したりする時にそこにかかる費用というのは基本的には売主さんに請求できません。
ですので、そういったお金は全て売買が終わり取リ引きが終わった後に仲介手数料として頂く中から出してる訳ですね。
となると、広告費ももらえないし、もしかしたら一般媒介でうち以外の所も売却に動いていると。
となると他で決まっちゃうと、うちは1円ももらえないよって事になりますので、そうなるとどうしてもですね本腰を入れてお金をかけて売却活動ができないって所がですね不動産屋さんの本音にありますので、そういう意味ではやはりですね専任媒介契約で不動産屋さんに売却を依頼してそちらにお願いしますという事をですね伝える事がいいかと思います。
もしですね、一応3ヶ月というくだりがありますので、3ヶ月間売却の活動をその1社だけにお願いするのが不安であればですね、その3ヶ月という期間を短くしたりすることでですね、1ヶ月だけまず専任でお願いしますという事で、その中で活動の状況を見ながら不動産屋さんを代えるって事もできますので、専任でまずはお願いするって事を考えておいて頂きたいと思います。
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