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今日はですね、「内覧が終わったあとに」というお話をさせて頂きたいと思います。
内覧が終わりますと、不動産屋さんから今回見に来たお客さんの反応がどうだったかという回答が来ると思います。
これはですね、早い場合はその数時間後って事もあるでしょうし、遅ければ1日、2日経った後にですね不動産屋さんから、
「今回のお客さん、まあこういう状況なんです。」
っていう報告があると思うんですね。
で、この時にですね、「いやー、非常に良くてですね。前向きに検討していますので、多分数日のうちに申込書が入るでしょう。」
って事であればいいんですけども、なかなかですね今っていうのは不動産は売りにくい状況にありますので、そう簡単にお客さんが見つかるという事はなかなか難しいと思います。
その中でですね、不動産屋さんがですね「いやー、今回ちょっと駄目でした。残念でした。」って事でお断りの伝言を伝えてくると思うんですけど、その時に
「あー、そうでしたか。次回も宜しくお願いします。」
というだけでですね終わってしまうと、また家がなかなか売れなくなってくる訳ですね。
どういう事かと言うとですね、家というのを見に来たお客さん、それを見に来たんだけど前向きに検討できなかった。
じゃあ、断った理由があると思うんですね。
で、例えばそれがですね、「いやー、値段的な事で」とかですね。
「バルコニーがどうの」とか「間取りがどうの」とか、いろんな理由があって、その断ると思うんですけども、その自分の家を売る時にお客さんが見に来て断られた理由、この断られた理由をしっかりですねリサーチして欲しいんですね。
どういう事かと言うとですね、例えば、料理を作りますよね?皆さんが。
で、例えば彼氏に食べてもらうとかですね。
家族に食べてもらうと。
そしたら、家族がですね「まずい!」と言ったと。
とんでもない何て事だという事で、じゃあその料理を作り直さなきゃいけないんですけども、まずいというだけでですね、「あー、そうか。まずかったのか。」という事で終ってると、どこを直せばいいのか分からん訳ですよ。
塩辛かったのか、甘かったのか、しょっぱかったのか。
そもそも間違ってるのかって事をですね、ちゃんと食べた人に聞いて、「いやー、塩辛かった」って事であればですね、次回、塩の量を減らしたりとかしてですね、そういう調整が必要になります。
家も同じ事でですね、もし、高いという言葉がたくさん見に来た方から出るようであったら、やっぱり高いと思うんですね。
そしたら値段っていうのを下げなくちゃいけないと。
で、例えばハードウェアの部分でバルコニーが狭いとかですね、リビングが狭いという事になればですね、これはですね値段を下げつつ、それでもその家に住んでくれる人を探していくという値段との、結局値段になってくる訳ですけども、値段との兼ね合いになってくると思います。
特にですね、よくある答えで「新築とこの家と悩んでます。」という時は、もう単純に高いと思われてると思って結構かと思います。
新築でどうせ買うなら同じ値段だったら新築でって買う人の心理ですので、やはり少しでもそっから下回らないと、中古物件を売る時はなかなか難しいと思います。
今日はですね、お客さんの内覧があった。
その後、不動産屋さんから断りの返事があった時は、その断られた理由をしっかり聞いていて、その後の販売活動に役立てて頂く。
そういった話をさせて頂きました。