第210回 売りに出したが、内覧がない場合

マンション売却アドバイザー田中徹也

第210回 売りに出したが、内覧がない場合

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日からですね、いよいよマンションを売りに出した。だけど、なかなか売れない。こういった時の対応についてお話をしていきたいと思います。 マンションはですね、売れないというのには大きく分けて2つあります。 1つは内覧がない、全然買主さんが見に来ない場合と、もう1つは買主さんは見に来る。だけど、売れない。このパターンに分かれています。で、これをですね1つ1つお話するんですけども、今日はですね内覧に来てない。 こういった時のどういった状況なのか、どういった対応をすればいいのか。これについてお話をしていきたいと思います。このですね、内覧に売りに出したけど1件も来ない。 例えばですね、3ヶ月間売りに出してるんだけど最初の時、1件来たけど後は全然来てないんだよなんて事はある訳ですね。で、この場合はですね、どういった事が考えられるかと言うと、皆様のマンションを売却しまして、売却の依頼を出しまして、で不動産屋さんがですねインターネット上の不動産業界のデータベースに載せる。 当然そうなるとですね他の不動産屋さんは「あっ、こんなマンションが売りに出したんだな」って事を知る訳ですね。すると、お客さんに見せたりですねお店に来た方に見せるんですけども、その時はあくまで物件を見せるんではなくてですね、その物件の資料を見せる訳ですね。 間取りであったり値段であったり、でパッと見るとですね「うーん、この間取りこの場所でこの広さでこの値段はお買い得だなあ」という事になればですね必ず見に来ます。またはですね、妥当な線だなあと思えばですね当然その地域がほしい方にお客さんに不動産屋さんはチラシを出しますので、じゃあ見に行こうかって事になりますよね。 ただ、パッと図面を見て値段を見た時に「いや、これは高いよ」って事になればですね「そこまで値段交渉もできないだろうなあ」って事になりますので、そっからまず見に行くという中のこの選択肢に選ばれなくなりますよね。で、そういった意味では一番単純なのは値段が高いという理由がやっぱり考えられる訳ですね。 ただもうちょっと深刻な場合がありまして、値段を調整すれば内覧に来てもらって売る可能性がある所だといいんですけども、中には需要がその物が低い所ってあるんですよ。以前、私が非常に苦労したマンションがありまして、これはですねある町の1つのマンションだったんですけども、他のお家は全てそんなに大規模な家はなくてこじんまりした家が多い地域で、凄く立派なマンションが出来た。 その中の100㎡ぐらいある広いマンションなんですね。当然ですね、周りの家はそんな大きな家はない訳で、そこのマンションのその部屋だけ異様に大きいと。 となればですね、やはりその地域に住む方で、そのマンションを住もうって方がなかなかいないんですよ。依ってですね、需要が低い訳ですね。 となると、当然需要が少ないっていう事で長期に渡って値段があっていたとしてもですね長期に渡って売れないって事は当然あります。 ですので、今日お話しました通り家を売りに出して内覧がないという場合は、まずは値段の部分が問題があるのか。そして、もう1つは需要の部分。 これに問題がないかをしっかり見極める事が必要となります。 今日はですね、家が売れない。売りに出したけど売れない時の対応についてお話をさせて頂きました。


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