第252 回 マンションを売る時のスケジュールの決め方

マンション売却アドバイザー田中徹也

第252 回 マンションを売る時のスケジュールの決め方

■ポッドキャスト(音声)で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね「マンションを売る時のスケジュールの決め方」これについてお話をしていきたいと思います。マンションを売る場合のスケジュールというのは、例えば何月までにこのマンションを売りたいっていう事を決める訳ですね。 そして、そこから今の時間まで逆算してどのように売っていくかを考えるという事です。 例えばですね、最終では1500万円までは売りたい。 期限は6カ月あるという場合であれば、例えば最初の2カ月は少し高めに出してみる。 次の1カ月は少し値段を下げて出してみる。この3ヶ月間で売らなければ次の時には不動産屋さんを増やしてみる。そして、最後にもう1回値段を下げてみる。 このようにですね、段階的に市場の状況を見ながら値段を下げていく事や不動産屋さんを例えば増やしていく。こういった事を最初に決めておく事は極めて大事です。 と言うのはですね、大抵の方がこういったスケジュールを考えずにマンションの売却のスタートを始めます。 これでスタートするとどうなるかと言うと「えっ、もう値段を下げるの?」「もう2カ月経ってるけど売れないけどどうしたらいいだろうか」「不動産屋さんをいつ増やせばいんだろうか」「今の不動産屋さん断ってもいいのかなあ」こういった事に頭を悩ませる訳ですね。 こうやって頭を悩ませまして売却をしていくというのは非常に不幸な話です。 そうではなくて、もう最初から売る為にどういったスケジュールで動いていくのか。 自分はどういった時間軸で動いていくのかをある程度、明確に決めておく必要があります。ただですね、売却をするっていう事は当然そこに買い手さん達がいる市場があっての話になります。ですから、1回スケジュールを決めて売りに出して市場の様子を見ながら、あとは調整をしていく作業は当然必要となります。 例えば、売りに出したけども全然反応がない。全くもって反応がないって事であればですね、早めに値段の調整をしたりですね、売り方の調整をしていく必要があります。 ただですね、自分では高いかなと思ったけども非常に反応が高い。 買ってくれる人はまだいないけども沢山の方が見に来てくれているという事であれば、その価格帯にもうちょっと自信を持ってこの値段で売っていくスケジュールを少し延ばしてみよう。 そして、値段を下げる前に不動産屋さんを増やしてみるという検討もしてみようって事でですねスケジューリングを変えていく事になります。 ですから、そういった意味ではまずザックリとしたスケジューリングを決めて実際に不動産屋さんに売却を依頼した後はですね、例えば2週間おき毎ぐらいにその売却のスケジュールを不動産屋さんと相談しながら見直していく。 こういった作業が必要となります。このスケジュールを決めるというのは非常に大事でして、運動会とかでもですね次のプログラムは何がありますよって事が分かってるから皆さん動けるんですね。 そういった意味でもこのマンション売却のスケジュールというのは、もうあと何カ月しかないからこの値段に下げましょうって事ある程度決めておく事が出来ます。 そうする事によって後で「いやー、そんな売れないからといって値段を下げるはずじゃなかったのに」って事も当然なくなる訳です。 何故ならそれがスケジューリング化されてるからですね。そういった意味でも、まずはマンションを売る時はスケジュールを決めてから売る。これが大切という事を是非知って頂きたいと思います。


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