マンションの買い替え時のローン
2011-02-21
通常マンションを売る場合、売ったと同時に残っているローンは一括で返済する必要があります。
よって、2000万円で売れたけど、ローンが2200万円残っているというような場合は、自己資金として200万円を別に用意する必要があります。
しかし買い替えの場合は買い替えローンを使うことでこの問題を解決できる場合があります。
買い替えローンとは?
マンションの買い替えローンとは今のマンションを売却し、新しいマイホームを購入するときに利用する住宅ローンです。
今の住宅ローンを一括で完済し、新たに住宅ローンを組みなおすことをいいます。
先ほどのように、今のマンションを売っても200万円足りない!というような場合、新しく買う家のローンにその200万円を加算して借りることで返済に充てます。
よって、自己資金を出す必要がなくなります。
特に自己資金が無い方での買い替えでは役に立つローン商品と言えるでしょう。
しかし、その分買い替えローンにはいろんな条件がつきます。
当然、買い替えをする方の信用力により借りられる金額は決まってきます。
いくら買い替えローンで返済を考えていても、返済分まで借りられないといこともあります。
また、買い替えローンの場合は「売る」のと「買う」のを同時に決済しなければいけません。
今のマンションを買ってくれる方、新しい家を売ってくれる方など関係者がスケジュールと都合をぴったりあわせる必要もあります。
まずは、今現在ローンを借りている金融機関で買い替えのことを相談し、資金計画を明確化してから買い替えをスタートさせましょう。