今、マンションを買うとしたら

マンション売却アドバイザー田中徹也

今、マンションを買うとしたら

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今日はですね、今不動産業界が非常に落ち込んでいると。私のですね今、目の前にも週刊ダイヤモンドの臨時増刊号「マンション底値買い完全ガイド」とかですね。

週刊東洋経済では「どこまで下がる不動産マンション」という事でですね。
こういった雑誌がちょっとよく出てまして、で値下がりランキングなんて事がある訳ですね。
で、こういうのを見てですね「じゃあ今は叩くだけ叩いて買えるんじゃないか」という事で家を買う人が結構多いと思うんですけども、その時にですね今日は注意しておいてほしいポイント、またですねこういったランキングを元に将来皆様がその買った家を売る事まで考えた上での物件選びと住宅ローン、これについてお話をしていきたいと思います。

今日はこれを話したいと思っております。

まずですね、値段が下がっているという事で今非常にマンションを買いやすい時期となっています。
当然ですね中には強気の値段で出ておりまして、なかなか値段の下がらない所もある訳ですね。

人によっては「いや、今はちょっと郊外に行ったら凄く安くて買えるから」という事で、郊外型のマンションを買う方も多くなってるようです。

しかしですね、これ注意しとかなくちゃいけないのは新築で売れにくいマンションというのは当然、中古になった時も売れにくい可能性が高いという事なんですよ。

特にですね値段を下げていて今の世の中の状況が悪いから売れないマンションなのか、立地が悪くてマンションが売れてないのか、これをよく見極めないと危険だということ言いたい訳ですね。凄く値段の交渉ができるから、郊外型のマンションを買った。
しかしですね、実際にこれを売る時になったら、なかなか売れないという事で結局そこでですね大きな損失を被るという事も可能性としてあると思うんですね。

で、実はですね先日ちょっとあるローンのシュミレーションをですねしておりまして、メルマガでもお話したんですけども所謂、住宅ローンですね、これを今の店頭金利2.475%で3000万円を30年ローンで借りた場合約10年後にはこれがいくらになってるのか?
ローンがいくら減ってるのかっていう計算をしたんですね。で、計算してみますと約2200万円です。と言う事は、3000万円に対して2割ちょっと減ってるという事なんですよ。

よくよく考えてみれば将来皆様が家を10年後に売るとしてですね今買った家が買った時よりも例えば2割5分以上下がってるような事があると、当然住宅ローンの方が沢山残ってて売ってもプラスアルファお金を足さないといけないという状況になる訳ですね。
特に今、マンションが売れにくい状況であって、で将来もしかしたらこれが良くなる可能性もありますけども、ただ良くなったとしたら今度はどこが変われるかと言うとやっぱり利便性が良かったりですね。
みんなが欲しがる我々不動産業界の人間がいるんですけども、所謂べっぴん、関西風に言うとべっぴんな物件って言うんですけどね。

美人、誰が見ても美人だと思うような物件であれば当然売れると思うんですけども、今値段が安いからと言って安いだけの物件に飛び付くのは非常に危険だという事が言いたい訳ですね。マンションを買われる方で10年ぐらいで手放す方って非常に多いです。

皆様が今、マンションを買おうと思ってて、その先のライフプランとしてですね長い期間住む事を前提に買うのか。
それか将来また住み替えが発生するのかによってですね、そういう売る時の事もやっぱり考えて今この値段が下がってる時にそういう物件の見極めをしてほしい訳ですね。

だから逆に言うと、良い場所であれば値段がそんなに叩けなくても抑えておくと将来そんなに値下がりの恐れがないと。
ただ今ガンガンガンガン値段を下げてるようなマンションの一番安いような部屋を買ってしまうと将来自分が売る時にやはり同じように値段を叩かれる可能性があるという事ですね。
今、非常にですねこうやって家を買いやすい状況にはなってます。

ただ買う時はこういう状況だからこそ厳しい目で良い物を少しでも高かったとしても良い物を買うという事を選んで欲しい。
それがですね、今以上に将来っていうのは買う方がなかなか減ってくる事の可能性っていうのが高い状況ですので、見極めをして頂いて良いマンションを買って頂きたいと思います。



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