マンションを売って引越しする。ここにもポイントがあります。
今お住まいのマンションを売却する。
契約をして引渡しが決まれば当然次に「引越し」というイベントがあります。
この引越しですが、ほとんどの売主さんが何も考えることなく引越し業者を選定します。
しかし、実はこの引越し。
意外とお金がかかるものです。
また業者によって価格の差があります。
買主さんとの値段交渉で粘っていい条件で売却しても、引越しの費用については
ちゃんと調べなかったので高くついてしまった・・・・・。
これでは本末転倒です。
3万円高くマンションを売るのも、3万円引越し代を安くするのも同じ3万円です。
特に不動産の売買の時には扱う金額が大きくなるので、比較すれば小額となる引越し代はまさに「ざる」状態です。
今日はマンション売却のちょっと番外編になってしまいますが、この引越し代を安く上げるための引越し屋さんに伝える3つ「魔法のキーワード」をお話しましょう。
「合い見積もりを取っています。」
引越しの見積もりには一社だけでなく3社くらいで合い見積もりを取りましょう。
なお、その際には引越し屋さんにはあえて「合い見積もりを取っている」と伝えます。
あえてこれを言うことで、ライバルが居ることを相手に伝えるます。
「いつが安いですか?安い日に合わせます」
もし時間的な余裕があるのであればこう伝えましょう。
引越し屋さんは「忙しい時」と「暇な時」があります。
当然引越し屋さんの忙しい時期にお願いすれば高くなりますが、暇な時(曜日等)であれば「トラックを休ませておくのももったいない」ということで比較的安い金額で引越しをしてくれます。
「自分の都合ではなく、引越し屋さんの都合に合わせますよ、だから安くしてね。」
というスタンスで話をしましょう。
「ちょっと教えて欲しいのですが・・・・」
細かい話ですが、ダンボール代や引越し後のダンボールの引き取り。
ダンボールが足らないときに追加しても料金が発生しないか等を詳しく聞きましょう。
また移動した際に家具などが壊れた場合、紛失物があった場合等の「事故」はどのように対応してくれるのかもしっかり聞いておきましょう。
↑以上、3つを引越し屋さんに聞きましょう。
そして約15年前ぐらいになりますが、引越しのアルバイトもしたこともある私の経験を交えて引越し当日のアドバイスします。
まず引越し当日のことですが、約束の時間までに「やっておくべきこと」はちゃんとしておいてください。
すべてお任せの場合はいいですが、依頼者がダンボール詰めもする場合は時間厳守です。
バイトしているとき、約束の時間に現場にいくと「何にも手付かず」の状態でおられたお客様がいました。
こうなるともう引越し屋さんは大変。
時間も掛かるし、労力も掛る、また人の家だけに勝手に触れずストレスも溜まる。
結果時間も体力も失った引越し屋さんは「雑な仕事」しかできなくなります。
また「ちゃんと準備しておけよな~」と思うものです。
まず依頼者としてしっかりやるべきことは引越し屋さんが来るまでにしておきましょう。
あとは10時と15時のお茶(缶ジュースやコーヒー)ですね。
これは絶対出しましょう。
働いていた私だから言いますが、これはやっぱりうれしいものです。
特に夏場はペットボトルのジュースを用意しましょう、めっちゃ喉渇いてますので(笑
最後に「ご祝儀」ですね。
金額ですが作業する方一人当たり1000-2000円位が相場です。
悪い業者だとリーダーの人に渡すと、その人がまとめてポケットに入れてしまうことがあります。
そうならないように、最後の挨拶の時に一人分ずつポチ袋に入れて皆の前でリーダーにまとめて渡すといいでしょう。
このご祝儀は1000円でももらったほうは凄くうれしいものです。
しっかり値引きをしたら、ご祝儀という形で「ありがとう」を引越し屋さんにお返ししましょうね。
さて、次回はまたマンション売却のお話に戻りますね。
内容は「遠隔地のマンションを売る場合」についてお話します。