値段を下げるか?リフォームすべきか?さあどっち!
今日は値下するのか?リフォームするのか?についてお話をします。
売りに出しているマンションが売れない。
この場合単純に「売り出し値段を下げる」ということが対策として考えられます。
しかし売りに出している金額が1000万円を越えてくると、値段を下げると言っても「80万円」「90万円」時には100万円を越える値下をすることもあります。
その場合、どうせ値段を下げるのであれば
「その値下げ幅を考えてリフォームをする」というのも一つの手です。
例えば「100万円値下する」という場合であれば、3LDK70平方メートルくらいのマンションであれば
「全部屋のクロスとカーペットを張り替えてハウスクリーニング」をしても100万円までは掛りません。
100万円値段を下げるのであれば、
「100万円値段を下げる前に、売り出し価格を下げずにリフォームをする」
これと同じお金の計算になるのです。
ですから、まず値下をする前に「リフォームをしてみる」とう選択肢も考えていただきたいのです。
但し、どんな部屋でもリフォームすればいいという訳ではありません。
リフォームをすると裏目になるマンションもあるのです。
では値段を下げる前にリフォームしてはダメな部屋とは・・・
1、内覧に来ない。
内覧にぜんぜん来ない部屋であれば「内装」の問題よりも「価格」の部分で買主希望者が見に来ていない可能性があります。
よって「お金を掛けてリフォームしたのにぜんぜん内覧に来ない・・・・」なんてことになりかねません。
2、築浅、またはあまり汚れが目立たない部屋
リフォームをしても「変わり映え」がしません。
よって原状のままで価格を下げたほうが反応がいいでしょう。
このような部屋はリフォームするより値段を下げたほうが決着が早いでしょう。
また、リフォームするときにポイントとしましては「最低限」にするということ。
決してハイグレードなリフォームをする必要はありません。
もちろん地域性があるとは思いますが、売主としては高額高級なリフォームをして売る必要はありません。
ぜひ、ここは気をつけてくださいね。
売りに出しているマンションが中々売れずに値下をする。
そんなときは、「値下するならリフォームを考える」という考えを一つ知恵として知っておいてください。
次回は「契約書の売主としての注意点」についてお話をさせていただきます。