その断られた理由は本当ですか?
売れない理由
マンションを売りに出している。
しかし、なかなか売れない。
なぜ売れないのか?
これを見極めるのに一番簡単なのは内覧がある場合においては「内覧者に断られた理由を聞くこと」です。
「価格が高い」「バルコニーが狭い」「管理費が高い」
いろんな理由があると思います。
こうした断りの理由を参考にして改善できるところは改善して少しでも売れるようにするのがセオリーです。
しかし、この「断りの理由」で気をつけておくべきことがあります。
それは「簡単に解決可能な理由」です。
例えば「クロスが汚れている」「フローリングの傷が気になった」等々。
こういう理由で断りを入れてくる買主さんがいます。
ただよく考えてみれば、こうした理由は「ちょっとした費用をかければ直せる」のです。
すなわち「簡単に解決可能な理由」なのです。
クロスが汚れているのが気になれば、クロスの張替え費用を含め商談してきます。
フローリングの傷が原因なら、いくらぐらいで治せるかを調べるでしょう。
なのに、こうした「簡単に解決可能な理由」でお断りが合った場合は「何か別の理由がある場合」が多いのです。
一部の家族の反対。
実は予算的に。。。。。
もちろん、本当にその理由で断りがある場合も。
しかし「それ以外の理由があったかもしれない」と考えましょう。
これは買い手の気持ちになれば分かります。
もしあなたが「この家が欲しい!」と思ったときクロスが汚れていたらどう思いますか?
「クロスが汚れているからや~めた」って言いませんよね。
張替えにいくらするのか考えます。
なぜなら「簡単に解決可能な理由」だからですね。
ですので、もし「簡単に解決可能な理由」で断りがあった場合は不動産屋さんに「他に理由はないですか?」としつこく聞いておきましょう。
売れないのであれば改善する。
その改善のポイントは見に来た方が教えてくれるのです。