まず最初に「理由」がある
今回はこれまで何度となくお話している内容ですが、極めて重要な話なのであり、また相談が多い内容でもあります。
マンションを売る「理由」についてです。
あなたがマンションを売る場合には必ず「理由」があります。
・子供の学校区を変える為に引っ越したいから売る。
・親と同居する為に売る。
・仕事が転勤になって通勤に時間が掛かるので売る。
なかには、ローンの支払いが厳しくなって売却を考えられる方もいるでしょう。
マンションを売る場合にはこうした「理由」が必ずあるのです。
しかし、売主さんのほんどはこの「理由」があるにも係わらず
・売るか貸すか?
・どこに頼もう
・いくらぐらいで売れるのか?
と「手段」にフォーカスしてしまいます。
そして元々の「売らなくてはいけない理由」を忘れ「手段」にフォーカスするので売り方に迷うのです。
先日電話相談をいただいた方の場合、ご主人様の転勤があり通勤が大変なので「売ろうか、貸そうか」悩まれていました。
お話を聞き、「お金の問題」や「将来設計」を聞きながらトータル的に考え
そしてもう一度「売る理由」をしっかりと考えてアドバイスをしました。
「なんで売るのか?」ここにしっかりとフォーカスをあわせれば、おのずと「手段」は決まってくるのです。
山登りで例えてみましょう。
・日本で一番高い富士山に登りたい
そこで富士山に詳しい二人のガイドを訪ねました。
Aというガイドがこういいました。
「富士山に登るのですか?じゃあとりあえずこうした靴と装備で地図の○つけたところに朝9時集合でお願いしますね。登り方は任せてください」と。
Aというガイドは富士山に登る「手段」を教えてくれました。
もう1人のBというガイドはこう聞いてきました。
「なんで富士山に登りたいのですか?」
『富士山で日の出が見たいのです。』
Bのガイドはこういいました。
「では次に、山登りの経験はありますか?」
『ほとんどありません』
「では時間が掛かると思うので、○時に集合しましょう。体力にあったコースを選んでゆっくりと登れるプランを立てましょう。」
さて、AとBのガイド。
どちらがお客さんをちゃんと満足に山頂に連れて行くことができると思いますか?
答えは明確。
「山を登る理由を見極め、その人にあった登り方」を提案したBのガイドです。
マンション売却も同じ。
「売る」ことは手段であり、第一はその人の抱えている問題を解決することです。
そして、その抱えている問題が「売る目的」なのです。
まずはあなたがマンションを売る目的を明確化しましょう。
その為に電話相談やメール相談をご利用いただければと思います。
電話相談 ⇒
http://www.e-ubl.net/menu1.html
メール相談⇒
http://www.e-ubl.net/form-inquiry.html
今回お話した「マンションを売る前にしっておくべきこと」についてはコチラのCD教材で学ぶことができます。
http://www.e-ubl.net/cd001.html
送料・代引き手数料込みで1,500円です。
お買い得ですよ。