相続を受けたマンションを売る
ご相談いただく中で「相続で取得したマンションを売りたい。」という方がいます。
この場合ローンもなく、持っていても管理費や修繕積立金、固定資産税程度の経費が掛かるだけなので売るか貸すかを迷われる方が多い。
しかし、気をつけておきたいのは築の浅いマンションを想像した場合は貸すも売るも
そう苦労はないが、大抵の場合はかなり築年数の経過したマンションを想像する場合が
多いのです。
もちろんマンションの立地にもよりますが、築の古いマンションであれば原則的に売却することを私は進めています。
理由は「所有しておく理由がない不動産は早く処分していく、手放していく」ことを私は薦めているからです。
「ローンもない物件だったら貸して賃料を得ればいい」
確かにこれも1案です。
「財産なんだから」
確かにこれも正しいです。
しかし、不動産というのは意外と換金が難しい財産です。
株のように市場で簡単に売買できません。
また「いくらでもいいから売りたい」という場合は早く換金できますが、やはり少しでもいい条件で売りたいと思えば時間も掛かります。
また、今のような不安定な時代ですので早めに現金にしておくこともいいでしょう。
賃貸で貸して10万円の部屋であれば1年で120万円の収入になります。
この物件を売れば1200万円になるのであれば、物件が手元に残るということも
ありますが、売れば10年分のキャッシュを先に手に入れることになるのです。
もちろん、これは全ての物件にいえる事ではありません。
立地がよく、長期的に安定した収入を得られそうな物件であれば長期的な収益を見て所有しておくことをオススメする場合ももちろんあります。
このように相続で取得したマンションを売るのか貸すのか?については物件の立地や
間取り特性によるのです。
もしあなたが、相続で取得したマンションをお持ちでその運用処分にお困りでしたら、一度私にご相談いただければと思います。
東京、関東にお住まいであればぜひ今度の相談会をご利用いただくといいですね。
http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P68424878