一般媒介契約がいいのですか?
09年2月に発売された私の著書「成功する中古マンション売却術」
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おかげさまでたくさんの方に読んで頂いております。
私はこの本の129ページから131ページに掛けて
「不動産屋さんに売却を依頼する場合は一般媒介よりも専任媒介契約をオススメします」ということを書きました。
これは本が出て約1年経った現在でも変わらない私の意見です。
(※媒介契約とは不動産仲介会社に手持ち物件の売却や希望物件の購入を依頼するなど、媒介を依頼した場合に結ぶ契約のこと。)
しかし、メール相談や電話相談に参加してい頂く方へのアドバイスを行う場合。
中には「専任ではなく一般媒介を進めるケース」もあります。
私が「専任ではなく一般で2社に増やして様子を見ましょう」と言うと、相談者の方から「え、田中さん本では専任がいいと書いていましたが?」と言われるのです。
確かに私は本に「専任がいい」と書きました。
これは「本」というたくさんの方が目にする媒体ですので、「たくさんの方が当てはまる内容」で書いています。
ただ、実際には相談されてきた方の「状況」にもよります。
最初は私の薦めとうり専任で売りに出しても、売れない状況が続けばやはり一般に切り替えて早く売れるように作戦を切り替えていく必要もあるのです。
ようするに「状況判断」が必要となるのです。
例えばジャングルを進む冒険においても『よし、ルートは右だ!!』と下調べしておいたとしても、冒険の前日に嵐が来て道が崩れていた。
そうなれば、左のルートで出来るだけ安全に進めることを考える必要がでてきます。
その状況判断のお手伝いとして私はメールや電話による相談を行っています。
あなたが、うまく行くと思っていたマンション売却が思ったように進まないのであれば、状況判断が必要なタイミングです。
また、これから売る場合であれば最初から適切なルートをいっしょに考えてリスクのないかしこいマンション売却を最初からするチャンスなのです。
そして、マンション売却という冒険を成功させるための基礎的な知識を得るためのガイドブックとして、私の著書「
成功する中古マンション売却術」をお読みいただければと思います。
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