分からないことだらけでいいんです
ご相談をお寄せいただく中で、よくある質問が
「分からないことだらけで、何を聞けばいいのかも分かりません」
「初めて売るので、何からすればいいか分かりません」というご質問です。
こうしたご質問をいただくことはまったく問題ありません。
むしろ、このレベルでご質問いただく方のほうがマンション売却を成功させる可能性が高いです。
世の中で「家を買ったことある人」と「家を売ったことある人」どちらが多いでしょう?
家を売ろうと思えば、買わないと売れません。
まあ、例外的に相続ということもありますが、基本買わないと売れません。
そういう意味では買ったことのある人よりも、売ったことがある人のほうが少なくて当然です。
また、人生において不動産を頻繁に売り買いする人も少ないです。
よって、ほとんどの方がマンション・不動産を売るのが初めて。
これが当たり前なのです。
さらに不動産という性質上、売る場合にいろんな解決しておくべきこと、知っておくべきことが山ほどあります。
フリーマーケットでいらなくなった服などを売るのであれば、出展方法と売れる値段さえつければ売れます。
しかし、これが不動産・マンションの場合だと「やれ、住宅ローンの残りは?」
「売った後のことは?」「リフォームどうするの?このまま売るの?」と解決すべき問題があります。
そして売主さんの経済情勢、今後の市場動向と様々な角度で分析し、物件・マンションの個別性と過去の事例などを見極めつつ売り出し価格を決めていきます。
はい、ざーっと書きましたが「大変だ」ということです。(笑
だから、一般の方が「はじめて売るときに分からないことだらけ」これは当然。
2回程度過去に売った人でも「正直よく分かってない」のが本当のところです。
ここで素直な方は、「じゃあ詳しい人に聞けばいい」とお考えになり、私のような専門家に相談されます。
そうすれば動くまえに正しい方向性を知ることができるので、最短距離で成功します。
ただ、「自分で全部知ってからやろう」と思うとうまく行きません。
確かにネットなどで情報はあるでしょう。
情報は得れます、しかし大事なことは
「その得た情報が、あなたのマンションを売るときに適切な方法なのか?」ということです。
私も自分の著書には媒介契約は専任がいいですよ。と書いています。
しかし、相談を受ける中で「一般媒介にしましょう。」とアドバイスすると、相談者の方から「え?田中さんは本では専任を薦めていたではないですか?」と言われます。
確かにご指摘の通りです。
しかし、マンション・不動産は2つと同じものがありません。
さらに売主さんの状況も全部ばらばら。
その組み合わせは無限です。
よって、全てのパターンにあわせたノウハウは難しい。
ですので、私は著書やこのメルマガでは「原則」を書いています。
だから状況によっては「例外的なアドバイス」をする必要も出てくるのです。
この最初の一歩をどの角度に歩みを進めるかが極めて大事なのです。
最初の少しのずれが、先に進めば進むほど大きく離れていき取戻しが難しいのです。
ですので、あなたは「マンションの売り方」を必死で学ぶのではく、最初から正しい方法を聞いてもらえばいいのです。
「知らない」ことは恥ずかしくない。
もっと言うと、正しいマンションの売り方を知っている人なんて一般の方でもほとんどいない。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥といいますが、ことマンションを売ることについては『知らないは当然、聞かぬは一生の後悔』になるのです。
ぜひ、歩みを進める前に私にご相談いただければと思います。
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