12月は本当に売れないの?
いよいよ年末が近づいてきました。
毎年今の時期になると不動産屋さんが口々に「12月は動きませんからね~」と言います。
これは本当でしょうか?
12月にマンションが売れにくい理由としては、年末年始にあまり動く人が居ないということがあげられます。
また、年末に家を売るというのも日本人にはちょっとイメージが悪いようです。
「なるほどな、だから動きが悪いんだ」と思いますよね。
また不動産屋さんは年末年始はけっこうしっかりお休みします。
不動産業界のネット上のシステムもアクセスできません。
よって年末年始は物理的に不動産が動かない状況になります。
しかし、買い手の立場で考えるとどうでしょう?
11月までマンションを探していた人が、12月になった途端に探さなくなる。
そんなことはありません。
ちゃんと自分の欲しい物件が出ないかチェックしています。
また、中には「年内には契約したい!」という方もいるのです。
ですので、12月に不動産が売れないのは買い手が動かないのではなく実は「不動産屋さんの動きが悪い」ことが理由と考えられるのです。
特に20日以降はほんとうに悪いです。
(私は去年12月28日に取引していましたが。。(笑))
では、今「来年家を売ろうかな~」と思っている人はどうすればいいのか?
答えは、11月の最終日曜にまでに売りに出せるようにすることです。
あと1週間ぐらいですね。
理由は、11月最終の週末から売りに出せば、12月の第3週(19日の日曜日)まではまだ業界が動いているとこで勝負できるからです。
よく言うお話ですが、マンションを売る場合にはスケジューリングが大事。
また、スケジューリングには当然「時間」が必要です。
(参考コラム
http://www.e-ubl.net/mailmaga/mm090731.html )
だから「12月は売れない」と決め付けて、貴重な1ヶ月をムダにして来年から売ることを考えるのであれば、すぐにでも動きを始めて年内に市場に出して反応をみることは極めて有効なのです。
もしあなたが「来年マンションを売ろう」とお考えであれば、12月を無駄に過ごしてはほしくありません。
ぜひ早め早めに動いてくださいね。