マンション買い替えの資金戦略
買い替えの戦略
マンションを売って、新しいマンションを買いたい。
買い替えについてのご相談も多くなっています。
買い替えをする場合によくある相談が売って得たお金でローンを借りることなく新しい家を買いたいというお話です。
確かに売れたお金でローンを借りることなく、新しいマンションを買うということは1つの選択肢として悪い考えではないでしょう。
しかし、もう1つの考えとして「売ったお金で買えるけど、あえてローンを組む」という選択肢もあります。
何でお金が足りるのにローンを組むのだ?といご意見もあると思います。
確かにわざわざ金利を払ってローンを組むのは理解できないかもしれません。
ただ、今非常に世の中が不安定です。
せっかくマンションを売ってキャッシュが手に入ったのであれば、それを手元においておくことも、これからの日本で生きていくうえでの1つのリスクヘッヂだと思います。
ローンを借りて買うことで、当然売ったお金は使うことなく手元においておく。
もし、ローンを返して身軽になりたくなったら、その時に返済すればいい。
特に今のように住宅ローンが優遇で1%台で借りれてしまうのであれば、借りておくことも手です。
正直、今世の中で住宅ローンほど「長期で低金利」でお金を貸してくれるところはありません。
また、住宅ローンであれば団体信用生命保険にほぼ強制加入となります。
これは例えばローンの借主が支払い中に死亡しても、ローンの残金は保険金で弁済残された家族に家が残るというものです。
もし、現金で支払ってしまえばもちろんローンは残りませんが現金も残りません。
しかしローンで買えばもしものとき、ローンは残らず、現金は残ることになります。
よって保険的魅力もあるのです。
買い替えをする場合は、「売ってそのお金で買う」という選択肢以外にも、あえてローンを借りることで得られるメリットも大きいということを知っておいて下さいね。
買い替えのポイントについて詳しく聞きたい方は、ぜひ相談をご利用くださいね。