値下げかな?と思ったら。
値下げを考える前に!!
このぐらいで売れると思って売りに出したマンション。
予想に反して反応が悪い。
不動産屋さんからは「値下げしましょう」と言われている。
確かに売れないので値下げが必要かと思うが、納得してから値下げしたい。
また「本当に値下げが必要なのか?」と思う。
こんなときに「そういう状況なら値下げもしょうがない」という基準を知りたくないですか?
家電などの説明書で「故障かな?と思ったら」というところで、いろんなパターンの対応が書かれています。
マンション売却においても「値下げかな?と思ったら」ということで、新著でも4つのステップをお話ししています。
今回はメルマガ読者の方に先行して、この4つのうちの1つをお話しします。
まず「値下げかな?と思ったら」の場合の最初のステップは「情報の広がり」です。
売りに出しているマンションの情報がちゃんと広く見込み客に届いているか?
これを確認しましょう。
「不動産屋さんにちゃんとお願いしたから大丈夫」と思っていたら、不動産屋さんが勝手に広告の規制をかけていた。
よって広がっているはずの情報が狭い範囲でしか流通していないなんてことが実際あるのです。
買い手がどうやって情報を探しているのかを考えれば、今の時代は情報を出来る限り多くの場に提供して反応を得る必要があるのです。
値段を下げるにも、多くのところに情報が出た上で「売れない」「反応がない」となればそれは正確なデータです。
しかし狭い世界の中だけでデータを広げて、数少ない反応から値下げを判断することは危険です。
まずは広く情報を公開出来ているかを確認する。
これを知っておいてください。