さっさと処分すべきマンションとは?
本日このようなご相談をいただきました。
(相談)
築40年以上のボロボロのマンション(?)を売りたいのですがどのようにしたらよいのでしょうか?
壁も割れている部分も多々あり、かなりのぼろぼろです。
管理組合などもなく、共用部分の電気代や浄化槽の清掃代金のみが管理費という感じで1カ月3000円程度払っているだけで、すべて自主管理です。
なので販売後に様々な不都合があっても、自分で修繕必要です。
駅まで2分程度の場所なので、便利は良く2DK4階です(階段のみ)
かなりベランダは広いです。
1階部分は飲食のお店が入っています。
(私の部屋は少量荷物がはいったまま空家状態になっております)
査定可能でしょうか?販売はできるような物件でしょうか?
希望は300万です。
(ここまで)
不動産を所有する。
これは資産を所有することです。
「いや、売ったら赤字だよ!」というマンションであったとしても、自身がそこに住んでおり生活に役立っているのであれば意味があるでしょう。
しかし、今回の相談のように「空き家」「管理に問題あり」「古い」
こうなると、もう資産とは言えないです。
このように資産にならない不動産はいますぐ手放してください。
それが多少安くともです。
なぜなら、そういう不動産は「リスク」の塊と言えます。
・故障と不具合のリスク
・修繕費用のリスク
・値下がりリスク
そうした物件であれば、今損をしても売るべきなのです。
「持っていれば不動産は資産だ」
それは不動産価格が右肩上がりを約束された時代の「原則」です。
もしあなたがこうしたリスクある物件を所有しているのであればすぐに売却を考えてくださいね。
なお、去年9月に発売した私の著書では
「こんな物件はいますぐ売ったほうがいい!」という7つのポイントをまとめています。
こちらに書いてあります。
「中古マンション売却必勝バイブル(ごま書房新書)」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4341084852/
まだお読みで無い方はぜひチェックしてみてくださいね。