値段の下がらないマンションとは
マンションを売るか貸そうか悩んだ時、私は「原則売り」と言っています。
しかし、持ち続ける価値があるのであれば貸すことも考えられます。
じゃあ、どんなマンションであれば持ち続ける価値があるのか?
それは3つのポイントがあります。
・希少性
・立地条件
・収益性
希少性
どこにでもあるマンションであれば、多くの競合の中に混じってしまいます。
また、希少性とは「個性的である」ということではありません。
個性的過ぎて、売れないってこともありますからね。。。。
例を挙げると、総戸数の多いマンション。
何百件という戸数のマンションの場合、売りに出そうと思ったらすでに数件が同じマンションで売りに出ている。
そんな状況が多々あります。
こうなると、自分の部屋を売る時に、他の売り物件の価格が良くも悪く影響します。
「新築当初私の部屋より高く売ってた部屋が、私が売りたい値段より安い!!」
なんてことになると大変。
また、地域的に売り物件が多いところであれば買い手が選びたい放題。
そうなると、必然的に価格競争に巻き込まれるのです。
立地条件
将来的に住宅余りになる可能性が高い日本。
そのなかで、マンションの立地条件はきわめて重要です。
住宅が余るということは、買い手市場。
買い手の立場になれば分かりますが、いろいろ物件があるのであれば当然便利なところを選びます。
間取りやデザイン性ということもあるとは思いますが、実は立地が結局の決め手になることが多いのです。
もし、将来まで持っておこうと思っているマンションの立地条件がよくない場合は売却要検討です。
収益性
所有し続け自分が住む場合はいいですが、貸すとなると収益性の問題があります。
賃貸の場合は空室リスクなども当然ともないます。
さらに貸している間は好条件では売れない。
そういったことも含めて、納得して貸し出せるかどうか?
しっかりと検討すべきですね。
このように、3つのポイントをクリアできるのであれば
「値段の下がらないマンション」と言えるでしょう。
もし、売却に迷ったら考えてみてください。