売りに出しているマンションに内覧者が来ない。
これって売主さんには心配なことですよね。
マンションは内覧がないと100%売れません。
なぜなら、見ないで買う人はいないから。
だから、まず売りに出して大切なことは、内覧者が来ることなのです。
でも残念ながら、見に来ない。
いったいこれはどういう状況なのでしょう。
一度買い手の立場で考えてみましょう。
もし、あなたがマンションを買うとしたら、どう動くでしょう。
・情報をネットで探す
・チラシを見る
・不動産屋さんに問い合わせて物件資料をもらう
多くの方がこの第一ステップを踏みます。
このステップを「情報を集める」ということにします。
では、次は?
買いたい人は、チラシやDM、ホームページを見て興味をもったら次に・・・
「ぜひ中を見たい」ということで内覧という流れになります。
内覧が無いということは、まず考えられる原因に
買い手が「情報を集める」から「ぜひ中を見たい」というハードルが越えない、という問題があることが分かると思います。
では、なぜ買主さんはそのハードルを越えないか?
それは大きな2つのハードルが障害となっているのです。
1つ目は価格
2つ目は需要
この2つです。
まず、買い手が目にする情報はすべて平面の情報です。
・間取り
・所在地
・面積
・築年数
・マンションのブランド
そして。。。
・価格
これをバーっと資料で見て
「ああ。。。。このマンションいいけど、、、高いな」
となると見にいこうと思いません。
もちろん、少し高めであれば「見に行ってよかったら交渉も多少できるかな」とも考えて見に行くでしょう。
しかし、あからさまに高い。
と、判断すれば「どうせ見に行っても買わないし」という判断で内覧はしない。
あなたが買い手だったら、そう思いませんか?
そしてもう1つの需要の問題
例えばバルコニーが南向きと北向きのマンション。
もし、同じマンションで両方あれば、どうしても多くの人は南向きを選びます。
南向きのほうが人気、すなわち需要があるからです。
間取りにしても当然使いやすいほうが好まれます。
同じ広さでも広いリビングの部屋が人気、需要があります。
築年数を見ても、新しいほうが需要が高いです。
もし、価格が安いのに内覧が無い場合は需要が低い可能性が高いです。
それはどの部分の需要かは、物件ごとに違うので検証が必要ではあります。
このように、マンションを売りに出して内覧が無い場合は
「価格が高い」もしくは「需要の問題」と言えます。
では、それ以外に問題がないのか?
実は、、、、あるんです!!
それについては次回お話します!!