僕がいっぱい物件を出さない件
物件資料を出さない僕
よく「てっちゃん、ええ収益あったら教えて!」っていうご依頼を受けることが多いです。
当然仕事なので、成約を狙うわけですが僕はあまり物件情報を提供しません。
それには3つの理由があります。
1,内容が把握できている
そもそも買いたい人に物件を提供する場合は、まず「僕が責任をもって、内容を把握して出せる物件」しかだしません。
不動産の情報は様々なルートからやってきます。
中には「ようわからんけど、この物件売りに出てるで」というレベルの話も多々あります。
そんな物件を大事な方にお出しする訳にはいきません。
ちゃんと裏取りをし、細かい話も聞いたうえで僕自身が納得として出せるものしか出さないのです。
これって他業種では当たり前の話なんですけどね。
果物屋がリンゴ売ってて、お客さんが「そのリンゴどこで作ったの?銘柄は?」と聞かれて「知らん、分からん。でも旨いらしいから大丈夫やで」みたいなはなしが不動産業界にはあるのです。
2,将来性
将来的に資産価値があるのか。
これも重要です。
今買ってもらう分にはええけど、既存不適格なんで将来は同じものが建てられないなんて物件もあります。
まあ、だから安いとかになるんですけど。
日本の不動産はアメリカの不動産と違って原則長期投資です。
ですから、その物件を買ってもらい、また将来僕が堂々と売れるようなものしか提案していません。
3, 僕がまず欲しいと感じるか
最後はここです。
そもそもお前やったら買うんか?と言われたときに「僕が、あなたなら真剣に検討できる物件を」、と考えています。
もちろん、マンションデベロッパーさんとか事業をするための不動産は見方が買主次第ですからそこまで考えませんが、一般ユーザーの収益物件であればここまで考えています。
結果、ここまでフィルターをかけたうえで出すので、たくさんの物件が出せないのです。
と、いうことは見方を変えれば、、、、、
僕が出す物件は買いってことですよ。