だいたいおかしな話はピンとくる
不動産の中での大型の案件を扱うことを長くやっているとその話大丈夫?っていう話がある。
ようは一言で言うとおかしい話だ。
ちなみに僕は神戸で仕事しているのですが、、、
京都の河原町で大型物件が!
東京の表参道の裏にある物件。
大阪の難波のホテル用地が!
もちろん中には本当の話もあるが、大抵の場合は繋がらない話であることが多い。
不動産における繋がらない話とは?
繋がらないとは、どう言う状況かと言うと読んで字のごとく「話が繋がらない」と言うことだ。
例えば、先ほど例にした京都の河原町が!なんてことがあったとしよう。
不動産売買における仲介が入る場合のパターンとして一番シンプルなのが以下だ。
売主→仲介業者←買主
次によくあるパターンがこれ
売主→売主側仲介業者 × 買主側仲介業者←買主
こうしたパターンであれば、仲介業者がいたとしても人間関係と登場人物が少ないので、話はシンプルだ。
しかし、これが訳の分からない大型案件の場合、多くの人が間に入っていることもあり情報が変わっていることもある。
まあ、もっと「そもそも論」でいうと。。。。
うちみたいな、神戸の小さい不動産屋のところに数十億の都会の物件情報が回ってくるねん。
っていうことでもあります。
たくさん人が入って、売ってないものが売られていたりも
あと、よくあるのが売り物でもないものが、いつの間にか売り物にされていた話である。
例えばこんな感じだ。
売主→「売主からなんとなく『持ってるあの物件、何も決めてないけど、どうしようかな』ーっ」ていうたの聞いた不動産業者→「あれ売るらしい」と聞いた不動産業者→「あれ売りもん」って聞いた不動産業者→「極秘案件の売り物件」と持ち歩く不動産業者 × 買主側仲介業者←買主
よって、買主を見つけてきて「欲しがっている人がおるから、すぐにまとめてくれ!!」と言われて動いたら、話が全く違って「売主は売るなんていうてまへんで」なんてことがある。
現代社会において、そんなええ加減な話あるの?と思われるかも知れないが、実際僕も平成最後の冬ぐらいにそうした話を実際に体験している。(笑
実際昔あった笑話
父が昔あるマンション会社で勤めで働いていた時も、こんな話があったそうだ。
ある不動産屋が慌ててやってきて。。。
「田中さん!!掘り出しもんや!!」と息を切らして「極秘と書かれた物件資料」を持ってきた。
父は資料を見てびっくり仰天。
なぜなら、その物件の所有権はすでに「父のいた会社の所有権になっている物件」だった。すなわち、この走り回っている不動産屋は、
持ち主のところに、その持ち主の物件を「掘り出し物」として持ってきたのだ。
父はおもしろがって「すぐ買うからまとめてくれ」と言ったそうな。
もちろん、その後、その不動産屋は来なくなったそうな。。。。。
めでたしめでたし
話は長くなったが、このようにおかしな話はすぐにピンとくるものだ。
あと、そうしたおかしな話にありがちな大きなポイントを1つだけ教えておきます。
それは。。。。。
いい話ほど、スムーズに進むということ。
すなわち、話がなかなか進まない話でうまくいく可能性は0ではないが、低いとも言えます。
逆に、もし、何かいい話っぽいものがきたけど、聞いてみても返事が遅い。
なんて場合は、おかしな話か、まとまらない話である可能性が高いです。
まあ、一番いいのは。。。
僕に相談してもらえれば大丈夫ですよ(笑