第1回 不動産屋さんに電話する前に用意するもの。
2008-07-03
◆不動産屋さんに電話する前に、何を用意していたらいいのでしょうか?
家を買いたい、売りたい、相談したい!
そう考えて、いきなりポストに入っていた不動産屋さんのチラシを見て電話を掛ける・・・。
これではうまく行かんのです。。。。。なぜ?
なんでも準備が大事なんです。
では不動産屋さんに電話する前にする準備って・・・・。
それでは第一回の「不動産売買成功の秘訣」についてお話させて頂きたいと思います。
今日、お話することはですね、「不動産屋さんに電話する前に用意する物」というお話をさせて頂きます。
これは売る時・買う時もなんですけども、売る時はまず相談。
買う時はですね、こういう家が欲しいということで不動産屋さんに電話するんですけども、その時にですね、やっぱり不動産屋さんに電話するのって緊張するんですよね。
やっぱり普段お付き合いがなかなかない業種ですので。
八百屋さんとかでしたら毎日顔を合わすんでしょうけど、不動産屋さんってなかなかそうもいかないですし。
やっぱり世の中のいろんなね、不動産屋さんに対する悪いイメージも無きにしもあらずですので、電話する時にやっぱりちょっと緊張する訳ですよ。
その時に、ある程度いろんな用意とかですね心の準備をしておくとリラックスして電話できます。
後になって「あ~あれ聞いときゃよかった。」とかですね、「あ~何でこの質問しなかったんだろう。」
とかってことが無くなります。
よって家を売ったり買ったりする時の第一歩としてですね、不動産屋さんに電話する前に
こういった物を用意して欲しいというお話をさせて頂きたいと思います。
まず、家を売る時なんですけども売る時は比較的簡単です。
と言うのは、家を売るということは売る物が決まってますので
その物に対する情報を不動産屋さんに提供すればまずいいんですね。
ですからですね、順番にさあーといくと、まず
「購入時の契約書」。
「いくらぐらいでこの家を買いましたか?」という事を質問を必ずされますので、それが分かる書類。
それと権利書。
権利書はですね、この時、必要本当はないんですけども、結構失くされてる方いますので、この機会にちょっと探しといて頂きたいと思いますね。
それと住宅ローンの残高の分かる書類。
住宅ローンのですね、年末になると残高証明きますよね。
これを用意して頂いて不動産屋さんが「いくら残ってますか?」と多分聞くと思いますので、聞いたらこの金額を言ってあげて下さい。
住宅ローンの残高とですね、売買価格の査定というのが非常に親密な関係になりますので、これは用意して欲しいと思いますね。
それとあと毎月の維持管理費用を書き出したメモ。
例えば「管理費」とか「共益費」「修繕積立金」「自治会費」「組合費」などですね。
あと、「駐車場代」とかですね。
今のお家、住んでる上で必要となる経費。
これもちょっとリストアップして欲しいと思います。
あとは年間で支払ってる「固定資産税」ですね。
「いくらぐらい年間で固定資産税支払ってますよ。」という書類をがあれば。
頭でだいたい13万円ぐらいとか覚えていれば結構です。
けど、もしあまりはっきり金額を覚えていないようでであれば、毎年4月ぐらいに請求書きてますので
ちょっと探して頂いてこれを用意しておくといいかなと思います。
あとですね、今まで例えば同じマンションや自分が住んでる、あとご近所で売りに出された時のチラシ。これがあれば取っといて下さい。
これ査定に非常に役に立ちます。
たくさん不動産屋さんのチラシ入ると思うんですよね。
その時にご自分のマンションとかですね、あとご自分の近所の物件が売りに出てたらそのチラシは置いておく癖を将来の為にも付けておいて頂いたらいいと思います。
次には、家を買う場合に不動産屋さんに電話する前に用意する物ですね。
これはですね、売る場合と大きく違うのは、売る場合は売る物が決まってますので売る物の情報をみなさんが把握してればそれで良かったんですけども、買う場合はですね、不動産屋さんに自分の希望をうまく伝えないとその希望に合った物件を出してくれません。
ですので、まず自分はどういった家が欲しいのかをまず明確に把握する事がまず大事です。
これどうするかと言うとですね、簡単なのはまず自分がどういった家が欲しいのか?これをですね、箇条書きに書き出して下さい。
例えば
・80㎡ぐらいの家
・ペットは絶対飼える事
・学校区はこの辺り
・間取りはこんな間取り
・設備はこんな感じ
こういった事でいいですので、箇条書きにざあーと書くんですね。そしてその後それを1位からだいたい10位ぐらいまでランク付けして下さい。
何がまず一番自分が、家を買う時に重要視するのか?これを1位から順番に埋めて下さい。
これを用意してから不動産に電話して下さいね。
というのは不動産屋さんから「どんな家が欲しいですか?」と聞かれると大抵の方は、「この辺の地域でこれぐらい値段の物件」ということを言われます。
ただこのその二つの値段と場所の情報だけではあなたが望む家を不動産屋さんは出してくれません。
何故かと言うと同じ、例えば3000万円ぐらいでこの地域の物件でもですね、子供が大きくなって家が手狭になったから探す家なのか?
もしかしたら「もう今、賃貸に住んでますから今度は売買物件に変わりたいんだよ。」という夫婦共働きの方が探されている物件なのかで全然物件が違ってくるんですね。
ですので、その自分の希望をちゃんと伝えとかないと不動産屋さんが「これもどうですか?あれもどうですか?見に行きましょうか?」ということで非常に無駄な時間を過ごす事になりますし、また遠回りな話になってきますので、まず自分がどういった物件が欲しいのかをしっかり箇条書きにします。
それでランク付けをする。
それを持って不動産屋さんに電話して欲しいんですね。
不動産屋さんから「どういった物件が欲しいんですか?」と言われた時にそのランキングを第1位から順番に読み上げて頂くといいわけですね。
「80㎡ぐらいの家で間取りは3LDKなんです。ペットはできれば猫が飼いたいんですけれども。あとは学校区はこの辺りの物件。
あと子供部屋が欲しいんですけれども、そういった物件ありますか?」と聞くのと、
単純に3000万円でこの辺りの物件で聞くのでは不動産屋さんも探し方の熱の入れ方も違いますので、まずランキングというのをしっかりして頂いて、それを持って不動産屋さんに電話して下さい。
それがあればですね、自分がどうしてもここだけは譲れないというポイントも自分でしっかり把握できますので、いざ家を買う時に非常に大切な判断材料にもなりますので、一度そういうのを作って頂くっていうのはいいんじゃないかなと思います。
第一回の「不動産売買の成功の秘訣 不動産屋さんに電話する前に用意する物」は今日はここまでです。
来週はですね、よく聞くと思うんですけれども「不動産業界の人だけが見れるデータベース」ですね。
いったいどういう物か これちょっとお話させて頂きたいと思います。