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前回ですね「家を買う流れ」についてお話させて頂きまして、今回はその家を買う流れの中で一番大事なポイント。
それは「家を買う準備なんだよ」ということについてお話させて頂きたいと思います。
じゃあこの家を買う準備のポイントなんですけども。何をすればいいのか。これはですね、まず最初にズバリ言いますと、
家を買う目標を定めるということになります。
じゃあどういうことかと言いますとですね、ちょっとこういうお客さんがいたんですね。
電話がかかってきまして「すみません。家が欲しいんです。」って事を言われたお客さんがいました。
で、「どういった家が欲しいんですか?」と聞くとですね、「やあ、阪神間で家を探してます。」と言うんですね。
で、もう一回私聞いたんですよ。
「おいくらぐらいの家を探してるんですか?」「やあやあ、3000万円ぐらいの家を探してます。」
「マンションがいいんですか?戸建てがいいですか?」と今度聞くとですね。
「やあどっちでもいいんですけどね。」と。
そこで私が最後に聞いたんです。「あなたは何で家が欲しいのですか?」と聞くと、「いやー、なんとなく。」という答えが返ってきたんですね。
で、まあこういうお客さんがですね、家を買うとどうなるかというと、必ず買った後に「いやー、こんな家買うつもりなかったんだよ。」って事を言われる訳ですね。
何故か?これはですね先程言った「家を買う目標が定められてないから」なんです。
よくね人生の成功哲学とかの本も私よく読むんですけれども。
「目標持ちなさい。目標持ちなさい。」と言うんですね。
確かにこれ大事な事であって、これ目標持つと言うのはですね、その大きな人生の成功哲学うんぬんじゃなくてですね。
普段のちょっとして事から目標を持って行動する事ということがですね、皆さんあまり意識せずにやってる事なんですけども。
非常に大事な事なんですよ。
例えばお母さんがご飯を作る。ご飯を作る場合でも「えー、今日は何を作ろうかしら?とりあえず作りながら考えようかしら。」って事では何ができるか分からないし、どんな料理ができるかかなり不安ですよね。
じゃなくて、例えば「今日は肉じゃがにしましょう。」となるとですね、「あっ、するとじゃがいもがいるな。玉ねぎがいるな。人参いれるな。」とかですね。
後は肉もいりますよね。
それと地方によるかもしれませんけれども「糸こんにゃくがいるな」とかですね。
そういう事考える訳ですよ。すると、「あっ、どこのスーパーに行ってこれを買わなくちゃいけない。」とかいうこういう目標に向かってのいろんな選択が出てくる訳です。
それとかですね、例えば旅行に行く場合ですけれども。
「えー何月何日のどこどこのツアーでどこに行きたい。」って事を決めないと。旅行雑誌見てて「あーどっか旅行に行きたいな」と思っても絶対申込しない訳ですよ。
「ハワイに行きたい」とかですね。
私のように「ホノルルマラソンに走りたい」というイメージがあれば逆算をして「じゃあ、どの頃に
こういう大会に出て何キロ走っとかなきゃいけないね」とかいうことをする訳ですね。家を買うのもこれは一緒なんですね。
私はどういった家に住みたいということを決めないと、家を探すことっていうのは到底不可能です。
やはりですね私の友達でも私に相談するんですね、やっぱり。
友達にこういう不動産屋がいるとですね。「家が欲しいんだけど探してくれない。」と言うと、私は結構冷たいんですよ。
そういう方に対して。お友達なんですけども。「じゃあ、こうこうこうこうこういう順番でなんで家が欲しいのかとかちゃんと決めてから相談して。」という事を言います。
じゃないとその方にとって本当に欲しい家が手に入らないからですね。
「じゃあ家を買う目標をどうやって決めたらいいの?」ということなんですけれども。
これは非常に簡単です。
中学校の時、英語で習ったと思うんですけども「5W1H」の法則
ですね。「What=何を」「When=いつ」「where=どこで」「Why=何故」「How=どのようにして」
発音が悪くて申し訳ございません。これはもう許して下さいね。
この「5W1H」。今ちょっと話たのは、「4W1H」ですけども。
これを使って家を探すとうまくいきます。どういう事かというとまず、
・「What」=「何を」・・・どんな家が欲しいんですか?
・「When」=「いつ」・・・いつまでに家が欲しいのですか?
・「Where」=「どこで」・・・どの辺りの地域の家が欲しいのですか?
・「Why」=「何故」・・・家を買ってどうしたいんですか?
・「How」=「どのようにして」・・・どのようにして家を探しますか?チラシを見るのか不動産屋さんいに行くのか?
これを明確に設定する必要があります。これ書いてみたらいいんですよね、1回。例えば、
・「どんな家が欲しい?」・・・例えば「3LDKのマンションが欲しいです。」「
・「いつ欲しい?」・・・「来年子供が小学校に行くまでには欲しいよ。
・「じゃあどの辺りの地域の家が欲しい?」・・・「学校区はこういう家が欲しいな。」
・「何で欲しいか?」・・・「やあ、今の賃貸マンションでは手狭になってきだして子供が大きくなった時に広い家に住みたいから。」
・「どのようにしてHow」・・・「じゃあ、まず不動産屋さんに電話してみよう。チラシをよく見てみよう。」
これをまず決める事であなたの家探しの目標が明確になります。
そしてこれが逆にですね、書ききれないようであれば、あなたが本当に家が欲しいかどうかという部分がまだ不明瞭だって事ですね。
ちょっとメルマガでも間違えて書いっちゃいましたけど
「4W1H」=「What」「When」「Where」「Why」「How」
「何を」「いつ」「どこで」「何故」「どのようにして」
これをまず明確に決める事が必要になります。
そしてここまではメルマガに書いたんですけれども、これがまず書けなくちゃダメ。それともう一つ、家を買うというのは建物や土地を買う訳じゃないという事を今日、お話したい訳ですね。
ここよく勘違いするですよ。家を買うというのは、こんなマンション買う。
こんな建物を買う。戸建を買う。土地を買って家を建てるという事を考えるんですけれども。
家を買うという事は根本的にそうじゃありません。
極めて今から重要な事を言いますので、聞いといて欲しいんですけれども。
家を買うという事は、家を買って得られる物を買うんですよ。
もう一回言いますよ。
家を買うというのは、ハードではなくてですね、その家を買って得られる物を買ってる訳ですよ。
日当たりが今、悪い家に住んでれば、日当たりのいい家が欲しい。
日当たりを得る訳ですよ。
学校区が子供の為にはいい所に行きたい。
家を買う事で学校区を得る訳ですね。
家を買うというのはハードウェアじゃないんですよ。
家を買う事によって得られる物を買う。
ですからその得られる物を自分がどういった物が欲しいのかを明確にすれば、あなたの家を買う事は成功する。
即ちその準備が一番大事。
そのイメージ・目標を作る事が一番大事だってことを言いたい訳ですね。
先程の「4W1H」で書いて頂くと自分の考えが明確になりますし、それと家を買うのはハードウェアを買うのではない。
それを家を買って得られる物を買う為に、家を買うという事をそれがですね、家を買う上で一番大切なポイントだと思います。
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