第27回 家を買うときに住宅ローンで陥りやすいミス
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前回お話したのは、日本の不動産市場の先行きを考えた場合に、今家を買うのであれば必ず頭金を用意してから家を買った方がいいですよという話をさせて頂きました。
特に新築マンションを買われる時等は値段の下がる率が大きいので、必ず頭金を用意して住宅ローンを借りる比率をできるだけ下げておかないと、将来家を売る時に住宅ローンが返せなくて困りますよというお話をさせて頂きました。
ではですね、今の金利が安い時に家を買ってしまいたい方もたくさんいると思うんですよ。
それにはですね、「頭金を用意しろ」と田中が言っているけども、頭金なんか貯めるのには時間がかかってしまうと。
どうしたらいいんだって事もあると思うんですね。
で、今日はですね今の段階、頭金がない場合で住宅ローンをたくさん借りてしまわなくちゃいけない。
でも、将来のリスクをヘッジしたいという方の為にですね、賢い住宅ローンの借り方についてお話させて頂きたいと思います。
まずですね、住宅ローンで家を買う人が一番陥りやすいミスはですね、住宅ローンを自分が借りれる限度額いっぱいまで借りちゃう人が多いということなんですよ。
自分が本当に欲しい家をですね、精査していったら3000万円ぐらいであった場合でもですね、自分の今の現在の給料から支払いをしていくとですね、なんと4000万円の住宅ローンが借りれるじゃないかということになると、4000万円の物件を探しちゃう人がたくさんいるわけですね。
ただですね住宅ローンというのは基本的には終身雇用を前提に作られたシステムなので、今の終身雇用が完全に崩壊している世の中においてはですね、超長期でですね、たくさんの住宅ローンをくむということはそれだけでリスクなんですね。
もしですね途中でリストラにあったりですとか転勤という事になればですね、その家を手放さなくちゃいけないって事も十分考えられる訳ですよ。
その時にですね、自分が支払えれる価格のいっぱいいっぱい住宅ローンを借りていると非常に支払いが大変になってしまうということがあるわけですよ。
そういう事を見越した上でも、まずは、めい一杯住宅ローンを借りないという事が大事なわけですね。
これはですね、私のお客さんのたくさんそういう方がいて苦労している方がおられます。
まあそういう状態になって家を売りたいということで相談に来る訳ですけども、
「じゃあその家を売る為にはどれくらいの値段で売らなきゃいけないんでしょうか?」
って話になった時にですね、
「いやーどうしても支払いのサイトが大変だから、早く売って欲しいんです。」と
「いっぱい住宅ローン借りてるから毎月の支払額が大きいから、早く売りたいんです。」ということになってしまってですね。
もっと好条件で売れる可能性がある物件をですね、早く売る為に値段を下げて売らなくてはいけないという方が出てくるわけですよ。
そういう事を考えた上でもですね、まず借りる時にはめいいっぱい借りるのではなくですね、自分の支払っている範囲をですね、しっかり見定めたライフプランに応じた住宅ローンの借り方をしなければいけないということですね。
そして実際に今の低金利で住宅ローンを借りた場合、返済の方法に頭をちょっと使う事で将来のリスクをヘッジできるという事がありますので、これについては明日お話させて頂きたいと思います。
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