第42回 売れますか?「秘密に売りたい編」
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昨日からお話しています「こんな状態ですけど、家は売れますか?」
これについてですね、今日は第二回という事で「家を売ってる事を秘密にしておきたいんですけども売る事はできますか?」ということですね。
これはですね、どこまで秘密かというのの問題もあるかと思うんですけども、原則的にはすることは可能です。
例えばチラシをまかないで欲しいとかですね、それからですねオープンハウスをしないで欲しいとか。
もちろんそれはできると思うんですね。
ただやはりですね、一番のリスクであるのはたくさんの人に情報がいきわたりにくいということがいわれると思います。
通常ですね売却の依頼を受けますと、不動産業者さんは自社でチラシをまいてお客さんを集める所もあるでしょうし、この媒介契約の内容によってはですねインターネット上のデータベースに登録する事でいろんな不動産屋を介してですね、情報を発信してお客さんからの購入を希望する方の情報を得る。
しかしですね、例えば売主さんがどうしてもあまり外部に売ってる事をしらして欲しくないという場合には、実はどうするかと言うと例えば私が売却の依頼を受けますよね。
そしたらですね、やはり私だけで探すことというのは、かなり限界があります。
かと言って、チラシをまくこともできない。
ではどうするかと言うと、不動産屋さんのそういうデータベース、まあレインズというのがあるんですけども。
そこにまず載せることだけ承諾を得まして、そして例えば近畿圏でしたらですね全体の95%の不動産屋さんがそのデータベースを使ってますので、そこに登録することでたくさんの不動産屋さんが「今、私田中の所の物件でそういうマンションが売りに出てる」という事を知るわけですね。
その時の設定で広告はうたないで下さい。
インターネット等には掲載しないで下さいという条件をですねつけることができますので、それを見たいろんな不動産屋さんは
「あー田中の所からこういう物件が出ているけども、この物件はチラシとかインターネット掲載はしたらいけないな」ということで、例えばですね店に来たお客さんだけに見せるとか自社のデータベースにある買主さんの所にダイレクトメールで物件資料を送るとか、こういった形で活動をしてくれます。