第45回 買えますか?「個性的なお家編」
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前回からですね「こんな状況なんですけども家を買っていいのでしょうか?」これについてのお話をしています。
今日お話するのは、その中でも「こういった間取りのお家ですけども買っていいのでしょうか?」
んー、ちょっとここだけ聞くと分かりにくいんですけども、これについて今日お話をしていきたいと思います。
これはどういう事かと言うとですね、私の所はマンション売却専門ということで不動産業者としてやっていますので、相談に来られる方はもちろん家を売りたい方が来られる訳ですね。
その時にですね、「やー田中さん、私はこの家をですね非常に個性的で非常に珍しい間取りで非常に気に入ったんですよ。買ってまあ何年か住んだんですけども、都合があって売りたいんですけどもなかなか売れずに困ってるんです。」
っていう相談受けることがあります。
まあ買った本人さんは非常にいいと思って買った物件。
いざ売却する時にはその個性的がゆえに売れにくい。
こういう状況になることがあるというお話なんですね。
例えばですけども自分が一生この家で住むであろう。
まあ当分手放す事もないであろうという場合であればですね、そういった自分の趣味もちろん家というのはマイホームといって夢ですから、どうしても自分の趣味趣向に合わせて非常に個性的なお家を買われたりですね。建てられる場合もあるんですね。
しかし、近い将来若しくは何らかの都合でその家を売る必要になってきた。
この時にそういった個性的な家はですね逆になかなか買い手がつきにくいということがあるんですね。
ですので、よくあるパターンで言えば例えば自分達はあまり昼間家にいないから北向きの家でいいですよという事で北向きのお家をですね、南向きも空きはあったんですけども買ってしまった.
しかし北向きと南向きだったらですね、絶対的に南向きの方が好きな人の数がですね多い訳ですから、どうしても北向きでもOKという方しかマーケットが対象にならないということになる訳ですね。
これがですね極端にあらわれるのは、例えば自社ビルですよね。
まあ住宅とは違いますけども自社ビルというのは、自社の都合に合わせてですね建物建てますので、今度売る時には非常に苦労するというのがあるんですね。
これと同じようにですね、もし将来皆様が家を買って近い将来若しくはちょっと先に売るなという事があるのであれば、可能性があるのであればあまり自分の趣味を入れ込んだ個性的な家を買うことで将来売りにくいということがあると思いますので、家を買う時にはですね自分が将来この家を売る必要があるのか。
それとももう長期的に住むのかを見極めた上でこの間取りとかですね、この趣味の部分を入れ込んで頂きたいと思います。
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