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今週の月曜日からお話しています「こんな状態ですけど家を買うことができますか?」
今日はですねこのシリーズのまあとりあえず一旦おしまいという事で、今日最後にお話するのは、「今、こういう家族構成なんですけども家を買っていいのでしょうか?」
これについてお話をしていきたいと思います。
これはですね実は私の身内の話になるんですけども、私にはですね2つ下の弟がいましてまあ現在独身なんですけどね、その弟からある時、電話がかかってきましてまあ彼は私の事「てっちゃん」て言いますので「てっちゃん、相談なんやけど」と。
「マンションをまあ東京に住んでるんですけども、マンションを買おうと思うんだけどどうしょうかな」と言うことを言ってきたんですね。
で、私はですね即答で「やめとけ」と言ったんですね。
で、まあ何故かと言うとまあうちの弟はまだ結婚してませんので、将来家族構成が変わる可能性も十分にある。
またですね、子供ができて結婚してまた子供ができると便利なとこって言うですね意味合いが変わってくるんですよ。
例えば、夫婦二人の場合では本当に都心のいろんな物が近くに手に入る所が便利でしょうけども、やはり子供ができると例えば学校区であるとかですね、公園がちゃんとあるとかですね、そういう子供をフォローする施設がですね充実しているとこの方がやっぱり住みやすい訳ですよね。
昔のようにですね不動産というのは右肩上がり、こういう時はですねよかったんですけども。
やはり局地的に右肩上がりの傾向が残る可能性はありますが、ほとんどの地域ではやはり価値としては下がっていく。
値段は下がっていく事を前提に考えないといけませんので、将来今は例えばですね独身で便利な所にいいのがあったから買うということで買った後に「家賃と同じぐらいだからやっぱり買った方がいいから」という理由で買ってしまうとですね、将来売る時に結局借金が返せなくてもちだしをして、結局はマイナスになって家を売るという事がある訳ですね。
今のように将来的にみれば値段が下がる可能性が高い状況の中で、家族構成が将来変わって買い替えのする可能性のある方が今、不動産を買う事は私はあまりお勧めできない訳ですね。
それでもですね、どうしても何がなんでもマンションを買いたいのであれば中古で買って下さい。
新築というのは新築のプレミア価格がついてますので、将来売る時には市場価格までぐっと下がります。
ですから、必ず将来買い替えがある場合は、中古物件を買う事が一つのリスクヘッジとなると思います。
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