第61回 購入申込書に何を書くの?
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今日はですね「この買付申込書にはいったい何を書くのか」これについてお話をしたいと思います。
通常ですね、こういった買付申込書・購入申込書というのはですね、各々不動産屋さんが雛型を持ってまして、そこにですね不動産屋さんがほとんど書き込んでくれますので、後は皆さんが名前を書いてハンコを持っていればハンコを押すと。
これで完成という流れになりますから、皆様が直接何かを書くことはほとんどないのですが、いったいどういった事が書かれているのか。
これだけは理解しておいた方がいいと思いますので、ご説明します。
まずですね、どういった物件を買うのか。
所在、物件の表示ですよね。
売主さんが売りに出されている「何々、何々町何番何番の何々マンションの何々何号室。この物件が欲しいのです」ってことを言わなくちゃいけませんので、まずこの物件の表示を書きます。
そして次にですね、いくらで買いたいのか?
例えばですね3000万円で売ってる物件であっても、2500万円で購入申込書を出す事は可能です。
ただそれが売主さんが受け入れてくれるかどうかは別の問題で、あくまで買付申込書・購入申込書というのは買主さんの希望を売主さんにお伝えするものなのでそこにですね、3000万円の物件だから3000万円にしてそこから交渉って事はない訳ですね。
まず自分の交渉したい金額、買いたい金額を書く。
これが大事になります。
その次にですね、その買いたい金額のお金の内訳を書かなくてはいけません。
どういう事かと言うと、「現金で用意するのか住宅ローンを使うのか?」という事ですね。
何故かと言うと住宅ローンを使う場合であると、契約してその後、取引するまでに銀行の住宅ローンの準備がありますので、1か月とは言わなくても1か月弱の時間がかかりますので、売主さんとしてはですね、その時間というのを考えなくちゃいけませんので、「住宅ローンを使って買うのか?それとも買わないのか?」住宅ローンを使うのであれば、「いくらぐらい住宅ローンを使うのか?」ここまで確認する必要があります。
そして次にですね「契約の時期」「いつ頃契約したいのか?」これも書く必要があります。
申込書は出したけど、契約するのはまだ日が分からないという訳ではいけませんので、例えばこの買付申込書を出してから1週間後の何月何日とかですね。
そして次に書くのが「実際の取引の希望日」ですね。
「いついつぐらいの日にこの物件を引き渡して欲しい。だから私のその日までにお金を全部用意します」という形になります。
このようにですね、買付申込書・購入申込書というのはあくまで