第102回 今家は「売る」か「貸す」か
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今日はですね家を売るのか貸すのか。
不動産屋さんに相談してから聞いてもいいのですが、まずご自身の中で、この売るか貸すかをある程度方向づけする事についてお話していきたいと思います。
この売るか貸すかなんですけども、今ですね世の中の不動産市場の状況を見ますと、まず最初に結論を言いますと「使わないものであれば売る」「売れないのであれば貸す」こういった方が望ましいと思います。
どういった事がいいかと言うとですね。
まず家を売ろうと思うと、まあこれも前回もお話しましたけども例えば新しい家を買って、今の家を売らなくちゃいけないという場合であればですね、この家は基本的にはご自身で使う事はないですので売る事が大前提となります。
しかしですね、中には売りたいけども売っても住宅ローンの残りが返せないという方がいるんですね。
どういう事かと言うと、今まで私が住んできたこの中古マンション、借金を住宅ローンを借りて、今残りの住宅ローンが2000万あると、しかしこのマンション売っても1800万円にしかならない。
あと200万円現金をおい足さなくちゃいけない。
しかし、その現金を持っていないという方は売るに売れない訳ですから、そういった方はですね少しでも借金の返済をしていくという意味でですね、貸すという選択肢があると思うんですね。
もちろん、この200万円を親御さんとかですね、どなたかから借りてきまして、これを売ってしまうというのが今の世の中の方向性から言うと私は一番正しいと思います。
しかし、そういうお金が用意できないという事であればですね、やはり貸すことしか、対応がしようがないという事で物件を貸すという形になると思うんですね。
ですから、まず大きな軸と、軸の考えとしまして、自分自身が使わないのであれば、その家は売る事を考えて下さい。
そして、計算したところ売っても借金が返しきれない。
お金を借りてくる所もないという事であればですね、これは貸してちょっと持っておく必要があるって事になる訳ですね。
昔のようにですね不動産がちょっと使わないやつは貸しておいておけば将来売ったらいいしという考えもあるのですが、今大きな流れとしまして昔と違って不動産は値下がりする一方ですから、持ってるだけで資産価値が下がっていくんですよ。
そういう意味では持ち続ける事っていうのは大きなリスクになりますので、売れる時に早めに手放す。
こういった事を頭に置いてですね、まず売るか貸すか。
自分はどうするべきかをまず頭で決めた段階で次に不動産屋さんに連絡をして相談をしていくという形になります。
それではいよいよですね次回から「不動産屋さんの電話の仕方、選び方」この辺りについてお話をしていきたいと思います。
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