第１１２回　査定の見方

■ポッドキャスト（音声）で聞く⇒《音声再生ページ》 今日はですね査定についてお話をしていきたいと思います。 前回までですね、媒介契約どれにするのかって話をしたんですが、この査定の話はちょっとすっ飛んでいましたので、ここでですね改めて査定の話を大事な所ですのでしておきたいと思います。 査定なのですが、不動産屋さんが持ってくる査定、この価格にですねガックリしたり、「えっ、こんなに高く売れるの？」って事で一喜一憂したりですね、いろいろあると思うんですね。 で、この査定なんですけども、まず基本的には不動産屋さんはマンションの場合であれば過去同じマンションで売れた物件があれば、そういったデータを引っ張り出してきて、その時売れた値段を参考にしてですね、今度は皆様のお家の値段を決めていくという事をされます。 ですから、一番今使われているのは近隣事例というものを使って検索する方法ですね。 しかしですね、この不動産というのはおもしろいもので個別性が非常に高いことと、そのデータベースっていうのは不動産屋さんだけしか見れませんが、そのデータにはどの家がどの値段で売れたっていうのはありますが、その方がどういった理由で家を売りに出したのか？ これについては載ってない訳ですね。 例えば、めちゃくちゃもう今すぐお金がいるから早く家を売らなくちゃいけないっていう方はですね、やっぱり安くして少しでも早く売れるようにして売りますよね。 しかし、その反面「まあ、ゆっくりでいいよ」と「できるだけ高く売りたいから」っていう方はですね、のんびりペースにはなりますが高い価格からだんだん下ろしていくことで上手い取引ができるということもあると思います。 よってですね、この売る方の理由が見えない限り、過去の事例というのは100％参考になるかどうかっていうと微妙なところある訳ですね。 但し、やはりその売れた値段っていうのは、それを買った人がいた値段というので無視はできない訳ですね。 そしてですね、いざ皆様が査定というのを不動産屋さんからもらった場合は、この査定額だけでなく、次の３つの価格について聞いて頂きたいと 思います。 まず１つめ、「最低ここまで落とせば売れるんじゃないですか？」という値段を聞いて下さい。 最低ここまで値段下げれば絶対売れるっていう値段、これを聞いて下さい。 その次に不動産屋さんの感覚でいいので多分これぐらいの値段で売れるでしょう。 多分これぐらいの値段で売れるでしょうという値段を聞いて下さい。 そして３つめは、私と相談して売り出し価格を考えて下さい。 「私と相談して売り出し価格を考えて下さい」っていう事を言う訳ですね。 この売れるであろう値段は分からない訳ですよ。 正直なところ、出してみないとですね。 しかし、最低ここまで下げりゃあ誰でも買うよって値段も分かります。 そして更にもう１つは、まず私の希望もあるからどれぐらいの値段で売れるか。 それをまず相談しましょうって事で売り出し価格を決める。 という３つの価格になる訳ですね。 「売り出し価格」 「売れるであろういう価格」 「最低限売れるであろう価格」 この３つをまず決めて欲しいと思います。 何故こういった価格を決める必要があるのかについては、また明日お話させて頂きたいと思います。 ⇒メールマガジン配信中！　 「かしこい人の中古マンション売却術」 登録・購読無料！今すぐご登録を！！ 登録は【コチラ】 ■ポッドキャスト（音声）で聞く⇒《音声再生ページ》 ⇒iTunesStore：iTunesをＰＣにインストールされている方は、[コチラ]からも聞けます。 番組に関するお問い合わせ。田中に対する叱咤激励。20@3788.jp までお送りください！！