第113回 売却のスケジュール
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昨日はですね「査定をしてもらう時には3つの値段を出して下さい」という話をさせて頂きました。
1つめが、「この値段まで下げたら絶対売れるという値段」
2つめが、「不動産屋さんが想定する売れるであろう価格」
そして3つめが、「希望とする値段」ですね。
「売りだしたい値段」という3つがあります。
この3つを決める事が大事なんだよという話をしましたね。
そして、今日はですね「何故この3つを決める必要があるのか」これについて話を勧めていきたいと思います。
そもそもですね、家を売る場合には必ず家を売る理由というのがあります。
理由もなしに家を売る方というのはほとんどいませんですので、なんらかの理由があって家を売るというのが、よくあるパターンですね。
例えば、急いでお金がいるとかですね。
新しい家をもう買っちゃったので、早く今の家を売らなくちゃいけない。
転勤になった。
まあ等々あるんですけども、例えば先程、お話したように今すぐ家を売らなくちゃいけない。
早くお金にしなくちゃいけないっていう方の場合はですね。
じゃあ、高い値段から売りに出して様子をみましょうって事はおかしい訳ですよ。
最低この値段では売れますよと。
できれば、もうちょっと高く売りたいですよね。
だからとりあえず不動産屋さんとしての推定する価格でまず売りに出してみましょうよ。
こういうのがですね、急いでる方の場合は必要な事です。
逆にですね、「いやー、これを売って賃貸に代えようと思ってますので、まあまあ急いでませんけど」という方の場合はですね。
じゃあ、あなたの売りたい希望価格をちょっと教えて下さいと。
あまり市場価格と2割、3割かけ離れてない限りはですね。
「じゃあ、1回それで売りに出して様子をみましょうか?」って事になる訳ですね。
そしてですね、状況を見ながら値段を下げましょうって事になります。
しかしですね、家を売る方にとっては、どういった場合においても「いつ売れるんだろう」というのはですね、気になる所だと思うんですね。
そういう意味でスケジューリングが大事になってきます。
例えばですね、じゃあ今から1ヶ月から1ヶ月半あなたの希望する価格でまず売りに出してみましょう。
それで反応を見て、反応がなければ2ヶ月後からですね不動産屋さんの提案する推定の売買価格これの近い数字まで値段を下げましょうね。
それで3ヶ月たっても駄目だったら、それを割り込んで必ずこの下の値段で売れるであろうという価格に近い値段で、値段変更をしていきましょうよという事を始めに決めておくことが大事だと思います。
それをちゃんと決めておかないと、不動産屋さんから「いやー、じゃあ家が売れないんで値段を下げて下さい」って言われてもですね、売る方としてもいつまで、どこまで値段を下げられるんだろうとなりますので、その不安を抱えたままずーっと売却活動を考えるのであればですね、始めの段階で一番下はここ、上はここ、この間をこういったスケジュールで売って値段を下げていきましょうということを決めておくこと。
それがですね、精神的に非常に楽だと思いますし、またメリハリのある売却活動ができますので、是非ですねそういった形にして値段を3つ決めて頂いて、そしてですねそれに伴ってスケジュールも決めて、そしてその上で販売活動をしていくという事が一番お勧めだと思います。
もちろんですね、実際売りに出すといろんな事が起こりますので、その辺は微調整をしていくとしてもですね、大まかな流れを掴んでおく事は非常に大事なことだと思います。
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